とっても慎ましやかなんです。
何がって、僕の目の話なんですけれど。

どれ位かっつうと、
研修で、「ニッコリしすぎると、目が無くなるから気をつけてねー」って言われるくらい。
授業中にノートを見ながら考えてれば、
「寝てんのかー?」って言われるくらい。
そりゃもうね、指でまぶたを限界まで広げても、
コンタクトレンズの直径とあんま変わらないのも頷ける。

そんな僅かな隙間をくぐり抜けて
毎日コンタクトさんは眼球くんと出会う訳なんです。

もしかしたら、
この広い東京で、
偶然初恋のヒトが隣に引っ越してくるぐらいの偶然が
そこにはあるのかも知れない。

お互い一人暮らしで、淡い期待もあったりして。
でも、やっぱりそれぞれ大人で。
初恋の爽やかな甘酸っぱさとは
ひと味違った濃厚なドラマを抱えて生きている。
だからこそ、何を今更なんだと思いながらも、
純粋だった自分にもう一度戻れるんじゃないかと
初恋の思い出に逃げ込んでみたりして。。。。

そんなね、そんな偶然の確率が、
あるかも知れない訳ですよ。
何がって、僕の目の話なんですけれど(笑)

で、そんな奇跡的にハマったコンタクトさんのはずなんですが、
何時の間にかなくなっていた訳ですよ。
ええ、レッスンの前に。
完全に出番の前です。
左半分がね、もうソフトフォーカス。

あんなに苦労して入れたのに、
出てく時は、それはそれは簡単に出てくらしい(笑)

消えてしまったコンタクトさんが教えてくれた事。
それは、開いてるんだか閉じてるんだかわからないこの僕の目も、
確かにそこにあって、
間違いなく開いていたって事なんだ。
そして、初恋は、
思い出の中にそっとしまっておくのが
1番って事だと思うんだ。

そんなこんなで、とっても感慨深い
東武練馬の夜でした。