私が次に向かったのは。
南下して
チェンナイ。デリーと比べてだいぶ暖かい。
実はチェンナイに向かった理由。
偽物ミッキー達が横行しているシュールな無法地帯のテーマパークがあるんですよ!!!
「ディジーワールドが見てみたい」
しかし……気が変わって行かなかったのよ。
いやぁ、だってさ
前回のラモージフィルム・シティ見たらさ
ディジーワールドなんて
もうどうでもよくなってしまってさーー笑 しかも調べたらミッキー高齢だから引退したって記事見た 笑
とりあえずまた長い電車で一晩移動
目的が迷走した旅が続く
↑せっかくの窓側なのに、景色な〜〜んも見えないぐらいボロいガラス!結構高い座席のわりにカーテン仕切りもなくて落ち着かないけど、バスタオルでいい感じに仕切って寝た。
あこの機会にたまにはバックパッカーに役立つ事を話しましょう!
インドの電車は値段が高い車両でも、必ず何かしらの不快感を感じるからね!事前準備があると良いものを紹介します!笑
(すごくニッチな人向けのアドバイスだね)
1 神経質な人は耳栓!!耳ほぐタイム!!
車内は頻繁に物売りが歩いてる(チャイ屋、スナック屋、サモサ屋、本屋)
そしてインド人はずーーーっと、ずーーーーーっと寝るまで長電話してるかイヤホンを使わずにスピーカーのままYouTubeを見る文化。
シンプルに うるさい 早く寝てくれ
2 適当な紙とマグネット4個 or テープ
寝台車のエアコン寒いんだけど…強弱の切り替えスイッチがないから止められないんだよ…紙とテープでエアコンの通気口塞いで寝た。
3 カーテンの代わりに大判の布と安全ピン
今回みたいな座席にカーテンないタイプは常に人が横を通って落ち着かないから、ちょっとプライバシー欲しい時はセルフで閉じて篭れるといい。
というわけで 到着
なんか映える駅だなー 臭いなー
チェンナイ駅 紅白可愛いね
電車を降りる時に近くの座席にいたお兄さんが私のバックパックを何故か駅の外まで背負ってくれた。
(( なんだよ〜?チップか〜??それともこの辺のお土産屋の人間か?どうせ俺の店に寄ってけとか言うんだろ?それともナチュラルなひったくりか?おい))
と、内心かなり疑ったんだけど…
ただの善意で運んでくれたわ
すまん。ほんと。君を数分でも警戒した私を許してくださいありがとう、善良な青年!幸せになって!
タミルの男は優しくて力持ちだ。
↑お腹すいたから地元飯
↑こういうなんでもない店が案外美味しかったりする
↑明らか邪魔のところに洗濯干すんじゃないよ!
よりによってなんで車道のそこなんだよ!沢山落ちてるしww
↑iPhoneのMap…観光客が絶対歩いちゃいかんルートを示すんだよね(案の定この先は線路と廃墟で進めなかった)
汚いなもー
↑ここにも力持ちタミルマンがいた(めっちゃニコニコだな)
↑4泊6000円弱かな? 駅の裏 Bhimas inn
洗濯が屋上に干せないのは不便だけど まぁそれ以外はまぁ全然OK
ちなみにインドで泊まる時は駅が近過ぎない方がいいよ?
ちょっと駅が近過ぎてほんのり臭かったよ(まだまだ電車はボットン便所なんだよ、だから線路ウンコダイレクトだからさ、夏場はもっと気になるかもね!)
とりあえずここからはパパパッとチェンナイの街並みを!!載せます
↑南インドらしいお寺
↑背筋をピンとして拝む おばぁちゃん
↑寺の屋根は神がギュウギュウ
↑配色も鮮やかで南インドチック
↑お祈り用のお花屋さん(なぜ同じ商売が横並びで開くかは、この国の謎)
↑カトリックもいるエリアだから教会があるよ ガイドブックに載ってるがサイズは至って普通。30分あれば充分。
↑ちょうどまもなくクリスマスなタイミングだったんですよ。あまりクリスマス感ない国だが、ここら飾りが賑やか
閑散としたビーチでなに喋るのかな
「夕飯なにマサラたべる?」とかかな。
そし
て
!
正直この街にあまり目的がなかった私ですが
駅からローカルバスに40分ほど乗り ガイドブックに載ってたある場所へ
それはチェンナイの閑静な住宅街に現れる
ちょっとオシャレな建物です...
tara books ...
そー!!タラブックスさんです。
知らないよね?うん、インド好きってわりには私も名前しか知らなかったし。
インドの有名な絵本屋。
その程度の認識だったから予備知識まったく無しだったんですよ!!!
ハンドメイドの絵本
ページ1枚を印刷するのに
何十回も版画を刷る乾かすを繰り返し完成に何ヶ月もかかるシリアルナンバー付きな絵本。
お店は独特のインクの味ある匂いと優しい日差し、お客さんも私だけの不思議アート空間
内容は絵本というより ポエム。
いや哲学かな?
その絵の美しさと内容の奥深さから世界で評価されて沢山受賞した、数十人で経営する少数精鋭な出版社さん。
だけどこうしてチェンナイの隅っこで小さくある事を選んだ会社。
↑ ジーー!!って見ないとわからないよ 一色一色が別の版画よ デジタルじゃないパワーが伝わってくるね!
↑スタッフルームおしゃれすぎない?
※私バカすぎて関係者以外立ち入り禁止の貼り紙を見ずにガンガン作業場エリアに入ってしまったんですよ!
後から男性が来て、やんわりと
「……スタッフオンリーだよ(苦笑)」
あ?特別見せてくれるのかな?って勝手に良いように解釈した 笑
すみませんでした、あまりにオシャレなスタジオで店と作業場の境界分からなかったからwwつい
↑野良猫すらアートだよ
↑どこをとっても可愛い
あまり芸術に感動するタイプじゃないんですけど、これは作品の予備知識なかった私には事前に画像検索もしなかったから全部新鮮で…センスがグサグサきましたね!
ため息もの。
素敵すぎる 創作意欲くすぐられる
…いいなぁ
シリアルナンバー付きのハンドメイド絵本も6千円ぐらい予算あれば買えますが
普通のツルツル用紙にプリントのお買い求めしやすい絵本は800円ぐらいで買えるよ
またチェンナイ来る機会あると思うから
その時はちゃんと何か買います(今回はお土産に少額)ちゃんと次は予算用意しよう…
↑チェンナイ最大のショッピングモール来たよ(結局こういう場所も楽しいよね なんでもあって キレイで)
スタバもあるよ むしろ日本より高いかも?
↑あと変なラーメン屋もある 箸ww
↑タミルカップ可愛い 宇宙みたいな文字
↑タミル男子はみんなラジニカーンが好きだが
ステッカーの位置 邪魔すぎないか?笑
でもそのヤバいステッカー凄い欲しいです…
↑娘 すげぇ寝方
↑なんだっけ?裁判所だが法学部だっけ?
↑名門チェンナイミュージックアカデミーの長い歌も聴いた 3時間ぐらい?とても長かったよ
(これはね、音楽の知識がないと長くてとにかく眠くなるよ)私はやっぱり踊り見る方が好きだな
↑でた、またラジニ兄貴 なんで貼るんだ
チェンナイはこんなもんかな
年末に差し掛かり電車のチケット買えず…もう一踏ん張り最南端の街に行きたかった願いは叶わず、電車は手詰まり。
でもインドの夜行バスなんて乗りたくない…
でも4泊チェンナイはもう飽きた…
(ちょっとチェンナイ2日で観光しきったし、日本語を1週間ほど喋ってないだけで退屈して気が病んでいたんだと思う)
意を決してローカルバスにトライ。
次回ちょっと頑張って南下してマハーバリプラムへ移動します。
ここでミラクルが起きます