『インフルエンザの予防に口腔ケアが有効?』
  口腔ケアは、ウイルス自体の数や口腔内細菌が産生する「ウイルス感染を促進する酵素」を減らすことにより、インフルエンザ予防にも有効といわれています。
  高齢者では、うがいなどを効果的に行うことが困難な場合があります。その時、口腔ケアによりインフルエンザウイルスが利用する各酵素の量を減らして感染を予防するとこが大切です。
  さらに歯科衛生士による専門的な口腔ケアを取り入れ、口腔機能をより健全に維持し、栄養状態の改善や免疫機能を強化することで、感染に対する抵抗力をつけましょう。


マス歯科歯科衛生士部門
新生活と虫歯について

皆さんこんにちわ☺️
厳しい寒さが続いていますね⛄😕
そろそろ春の暖かさが恋しい時期です🌸🍃

さて、春と言えば卒業、入学、入社等生活環境が変わる方も多いのではないでしょうか?

実はこの時期…虫歯要注意の時期でもあります…!!😨💦

虫歯は甘い物を食べすぎや、歯磨きが不十分で出来る事もありますが1番の原因は「食生活」です。
新しい環境になり食生活が乱れ長時間かけて少しずつ飲食をするようになってしまうと虫歯になるリスクが非常に高くなります…😈ψ
新入生、新社会人の皆さんは過度な間食には十分注意したいですね🤔
また、中学校や高校に進学し、スポーツをする方はスポーツドリンク等の甘い飲み物のとりすぎや長時間の摂取は要注意です😖💦

とは言え、楽しい飲み会も美味しい間食もスポーツ後のドリンクも大切な楽しみです!


毎日毎食後の歯磨き等も心がけ、可能な範囲で規則正しい食生活を送り、より長く健康な歯で美味しい食事を楽しみたいですね☺️✨

マス歯科歯科助手部門
「最近ゲップやオナラがよく出る」
「お腹が張る」
「胸焼けがする」

こんな症状が続いている方、

「噛みしめ呑気(どんき)症候群」

かもしれません。

噛みしめて上下の奥歯が接触していると、口内に唾液が溜まりやすくなります。
そして唾液を飲み込む回数が増え、このとき同時に少量の空気も飲み込んでしまうのです。
この動作を過度に繰り返すと食道や胃に空気が溜まり、上記の症状を引き起こします。


噛みしめ呑気症候群の場合、歯科で治療が可能です🦷
マウスピース(スプリント)を作成し日中や夜間装着することで、噛みしめを防いで空気を飲み込まないようにしていくのです。

お腹の症状のためまず消化器内科で診てもらうことが大切ですが、異常なしや原因不明とされた場合、噛みしめ呑気症候群の可能性もありますので一度歯科にご相談ください😊

マス歯科歯科医師部門
こんにちは、マス歯科医院の技工室です。
前回に引き続き、デンチャーワークの仕事の流れを紹介します。

前回は咬合床のお話でした。
今回は人工歯排列です。
治療の流れでは、この後、患者様へ人工歯排列された仮義歯の指摘を行います。

咬合床で患者様の顎の高さ、歯の並ぶスペース、アーチをドクターに決定して頂きました。
いよいよこれを土台に歯を並べていきます。
まずは、決定した咬合採得状態を固定する作業を行います。
マス歯科医院では、保険のケースはデンタルメイトⅡという咬合器を使用しています。
この咬合器という道具は患者様の顎の動きを再現するものです。
この咬合器に患者様の口腔内を模型にして取り出してみたイメージです。

デンタルメイトⅡは平均値咬合器に分類されます。簡単に言うと「人の顎の骨の角度平均が再現できる」咬合器です。
また、咬合器に装着する際は、患者様の顎の水平的な平面、垂直的な中心(正中線といいます)がズレないように気をつけます。

固定した石膏が完全に固まったら、咬合床を基準に人工歯並べていきます。
人工歯を並べる位置は、ドクターからいただいた情報を正確に再現するため、咬合床からの情報と、口腔内の模型からも情報を得ます。
例えば、模型の歯茎部分に印記された、歯があったであろう跡なども並べる際に見落とさないように気をつけなければなりません。

人工歯の種類は様々です。患者様対して、顔の骨格や顎のアーチによって種類を変えて使用する場合もあります。
人工歯の材質も多種ありますが、またの機会に紹介します。

人工歯排列は、歯のない場所によりますが、まず前歯を並べ、その後奥歯を並べます。
奥歯は対になる歯がある場合、削って高さを合わせていきます。
削る場所や量も闇雲にと言うわけにはいきません。
人の顎は単純に上下に動くだけではないからです。
食事の時など、横にすべるような動きをする時、並べた人工歯同士で早期に当たりが出るとすぐに入れ歯が外れてしまいます。
これを防ぐために、並べる位置と削って調整する作業がとても大切になります。

一人一人、歯の形や歯並びには個性があります。
人工歯を並べる時もほんの少しの傾きで印象がガラリと変わります。
入れ歯を装着するようになっても自然な歯並びでしっかり噛めるように、院内ラボという強みを生かして人工歯排列に取り組みたいと思っています。


人工歯排列が終わったら、歯肉形成をします。
これは、見た目と機能に大きく関わります。
ワックスで形成していきますが、歯が残っている場合はその歯に合わせてラインを引き、盛っていきます。
歯の根っこを再現したり、汚れを流しやすくした形態にします。
また、口の空洞にぴったりと収まるように外形を作ります。
下の入れ歯は舌が入るスペースもしっかりと確保して形成します。
歯肉形成は嚥下や発音にも関与してくるのでとてもやりがいのある作業です。

ここまでで人工歯が完了します。



マス歯科技工士部門
ホワイトニング✨✨

こんちには。歯科衛生士をしていると、ホワイトニングについてよく質問を受けます。

白くて綺麗な歯はとても魅力的で興味のある方もたくさんいらっしゃると思います。
でも、実は その仕組みについてはまだまだ知られていないようです。。


まず、歯の着色には大きく分けて2種類あり、歯の表面に色が付いているだけの外部的な着色とエナメル質・象牙質自体の色が濃くなっている内部的な着色です。

外部的な着色については、定期検診などで行われる歯のクリーニング(保険治療)で取り除く事が出来ますが、内部的な着色については、特別な薬剤を使って漂白していくので保険外の治療になります!
過酸化尿素水あるいは過酸化水素水を歯面に塗布し、化学反応を利用してエナメル質・象牙質内の着色性の有機物を分解していきます。





白い歯に興味ある方は、是非是非 まずは歯科医院での定期検診・歯のクリーニングに行ってみて下さーい(^^)

マス歯科衛生士部門