陸上競技者に多い足の怪我 | 東松山陸上スポーツ少年団ブログ

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毎週土曜日 8時30分~11時30分
東松山市陸上競技場で東松山市、熊谷市、
深谷市、嵐山町、鴻巣市、毛呂山町、吉見町、
坂戸市、越生町、滑川町の小学生と中学生、コーチたちが
「明るく!楽しく!元気よく!そして厳しく!」活動中!

おはようございます。


膝、ハムストリング、アキレス腱の怪我以外にも陸上競技選手が起こしやすい怪我があります。



【足首の捻挫】
足首を捻ることによって靭帯が損傷されて痛みが起こるもの。
多くは内側をひねり、外側の靭帯を痛めることが多いです。

重症の場合、内出血もひどく、腫れ上がります。

早期に適切な治療をしないと、治りにくくなります。

集中力が欠けている時など、チョットした段差や石ころで足を捻ることがあります。


捻挫したら、すぐにRICE法(応急処置)

R=Rest=安静にする。(仰向けに寝て下さい。)


I =Ice=氷で冷やす。
  (アイシングです。氷嚢やアイスパックを利用し、

   幹部に密着させる。但し、凍傷に注意して下さい。)


C=Compression=圧迫する。

  (患部をアイシングしたまま、包帯、サポータなどで圧迫する。アイシング後も圧迫し、病院で診察して もらいましょう。)


E=Elevation=高拳
  (患部を心臓より高い位置にする。)



【足底筋膜炎】

中・長距離の選手に多いです。

ランニングによって足底のたてのアーチを作っている筋膜に疲労がたまって炎症が起きます。

(疲労が溜まり、アーチが下がる(偏平足)とシンスプリント、疲労骨折などに繋がります。)

踵から土踏まずにかけて痛みが起こります。


私の経験では、朝起きた時が痛みがひどく出ました。
完治するまで半年かかりました。

【中足骨疲労骨折】
中足骨は足の甲から指の間の部分になります。
ランニングやジャンプによって大きな力が加わる為、練習量が増えたときなどに骨の疲労からヒビがはいり痛みが起こります。
骨折といっても、ギブスはしません。
初期の場合、見つかりにくく、見逃されることも多々あります。

【種子骨障害】
親指のつけねの部分にある骨で、衝撃をやわらげ、キックの効率を高める役目をしています。
この部分に疲労がたまり、ヒビが入り痛みが発生します。
二分膝蓋骨と同じように2つに分離している人もいるので、骨折と間違えやすいそうです。


怪我は疲労の蓄積、栄養の偏り、不規則な生活が原因です。

日々の練習だけではなく、自己管理ができるかできないかで、競技力に差が大きく出ます。