式典日 翌日の晩(午後6時~)は、『 首相夫妻主催晩餐会 でした。

 

 

中国:王 国家副主席、パキスタン:アルビ大統領と。

延々とマラソン会談....というか、記念写真コレクションが続き、

超ご多忙やった安倍さん あせる

この日は、朝8時半前から 晩餐会直前の午後5時前まで

迎賓館で 超短い会談を 次々と こなされていました。

 

この日は 珍しいタイ色だなーと 思いましたが.....

 

 

 

前日の この色目リスペクト だったんスね キラキラ

黄櫨染めの「 黄櫨染御袍 」と言う 装束は、

天皇のみが 重要儀式で着用できる、

約1200年も 継承されてきた 厳格な 装束「 礼装色 」 らしいっす あせる

 ... 凄い 歴史だわ アセアセあせる

 

 

.....では、(ようやくながら)本題に入りましょう 合格

 

 

首相夫妻主催晩餐会 での メンズ服装の指定(ドレスコード)は、

 

平服 または 民族衣装     ...... これのみでした えー?汗

 


注意 「 平服 」 とは 何 ?


実は 日本国内 の “ 定義・情報 ” は 2説 が 混在しています。

 

以前、書いたように この辺りは いわばコピペが重ねられたものが氾濫していますから、
正確な一方が どちらなのか 実 に 不明瞭なままなんですアセアセ

 

 

実行委員会 は、「スーツ で 少しでも 楽にして来て下さい」 ....そんな 意図があったと思います....。


それが、主催側が 言いたかった 主旨 だったならば、


それは 平服 」 ではなく、「 略・礼装 」.... です ガーン

 


.....そもそも、日本 日本の洋・礼装格式 の 区分定義旧いまま


「 平服 」 と 「 準・礼装 」 の 定義あやふや で 混同しかねません あせる

 


特に 「 平服 」 の解釈は 世界の実態 と ちょい かけ離れてしまっています。


もっとはっきし言えば、平服 指定 は 間違い だったのでは !?

 

 

アッチで言う「 平服 」 とは、個人判断できる カジュアルの範疇にあります。

 

今、日本で言うところの ‘ スマート・カジュアル ’ とか ‘ ○×フォーマル ’ なる、
これまた テキトーな 和製定義 の コーデ レベル と 解釈される可能性が大なのです。

 

 

多分、国内情報の 旧い定義 を 鵜呑みにして、そのつもりで 当てはめてしまったのでは !?

 

これ、各国に送った様々な 招待状には どんな訳文informal !? で 記してあったのでしょうか はてなマーク

 

電話で問い合わせがあった時、どんな 訳語 で 説明したのでしょうか はてなマーク

 

 

政府・式典委員会は、多分、列席者 の 着替え なども “ 配慮 ” したつもりだったのかも......


でも...それは..... 笑い泣きあせる

 

 

 

注意 んじゃ、「 略・礼装とは 何 ?


本来、このような時は “ セレモニー専用のスーツ ” が あれば 最適ですが、

我が国では それは まだまだ。


それならば、必ずダークスーツ+α を 足しコーデして、

2.5礼装グレード に 整えれば、それこそが主催者が求める、そして 考え得る限り の ベスト・コーデになったはずです。

 


ひらめき電球  略・礼装 」 に 該当する “ ダークスーツ とは、

本来、ソリッド 地 の 濃紺 か 濃いチャコール・グレイ の スーツ を 指します。

 

その他の色目地 や ピンストなど 柄入りの生地は、ホントは 正しい 略・礼装 としては NGです アセアセ

 

 

「えー ビックリマーク そんなん、オシャレ感ないじゃん !!」 という声もあるでしょう えー?あせる


でも、 「 洋・礼装 」 の 本質 は “ 横並びキラキラ

フォーマル と ファッション は 似て異なる、一線を画す 別モノ ですから.....あせる

 


但し、近年は チャコール と言うよりも 黒 にむっちゃ近い生地 や 明るい 紺地(青) も 多く 見かけます。


また、般P の 範疇では そこまで 頑なでなくとも 許される 現代コンセンサス が 事実上、形成されていますので、遠目にも 明らかな 柄地でなければ、大概はOKです 音譜

 

※ でも、こんなコーデこそが まさに 「 平服 」 とされるものです あせる

 


ですから、「 洋・礼装 」 の 《 本筋は アタマの隅に置いておいたほうがイイでしょう。

 

 

前日、「即位式」当日の晩餐会は ホワイト・タイ格式のドレスコードでした。

 

下三角

 

この日の晩餐会での ドレスコードは この線でした。

 

 

 

「 洋・礼装 」に慣れていらっしゃる ゲスト連は、説明不足でも

そんなコトは よーくお解りで

慶事に より相応しい 濃紺ソリッド 地 の スーツ 「 礼装 」 でした キラキラ

 +α 足しコーデに、ポケチ を 礼装挿し された方が 多かったです。

 

安倍さんも.....  ギリ、ハズさないで 良かったっすー タラー

 

 

 

■ 洋・礼装 の 格式;

 

現在 の 礼装グレード(格式 )」
 

国際基準 の「 略・礼装

 

 


お祝い  時間を遡ると、天皇・皇后両陛下は 『 首相夫妻主催 』 晩餐会までの つなぎとして、
午後3時過ぎから 赤坂御所「日月の間」へ 前日の式典に参列された王族賓客を招き、「 茶会 」 を 催されていました。

 

 

スウェーデン;カール16世 グスタフ 国王 と ご令嬢 = 次期女王です ハッ

その他にも、ルクセンブルク;のアンリ大公、

ブータン;ワンチュク国王夫妻など、18ヶ国31人の王族が出席され、

上皇ご夫妻 や 秋篠宮家、他家の皇族9名も

一挙出陣 の 歓談会だったそうです。

 

 


こちらでの礼装グレードも、『 首相夫妻主催 』 晩餐会の前だったこともあり、

ゲストの皆さんは その流れ を ちーゃんと “ 読んで ”、基本的 に ちゃーんと略・礼装レベル の スーツ 礼装で お見えでした キラキラ

 

 

 

なお、参列者・晩餐会に当たる 『 饗宴の儀 』 は 計4回 行われましたが、

正味、晩餐会 は 第1回目のみ !

 

第2回目 は 正午からのランチ会 あせる   第3・4回目 は 午後3時から、立食・バフェ形式でした。

 

第1回目の御膳。

 

第2回目(25日)の御膳。


回を追うごとに ビミョー に メシの中身は簡素化されていたような...汗

 


ビックリマーク それでも、新天皇・皇后両陛下、皇族 も ご会食....と言うか、
接待ホスト側として、毎回、ご参加されていましたー キラキラ

 

 

 

なお、大活躍の安倍さんは 足にきたみたい アセアセあせる

でも、それも仕方ないです汗 

かなり激務、タイトスケジュールでしたから...

 

でも、また タッセル付き スリッポン靴 で、洋・礼装 」 ルール には 従わず。

足 が 痛くなるとかあるのかな はてなマーク 

それとも ソコ は やっぱ 無頓着なのか....汗

 

 

 


.....本シリーズ記事 の 次回は、“ 頻繁な着替え は 当然 ” 編 です.....