では、日本の《 フォーマル 》 を迷わせる、『 洋・礼装 』 を キチンと伝えない 雑誌・書籍。 その続編です。
お仕事柄、そこには ややこしい 《 礼装ルール 》 が横たわることは ご存知のエディターさん は多いはずです。
でも、読者と同じく 「 何か よく知らないまま・・・」、記事を売っているエディター、多いです。
◎ ま、念のため申すならば、勿論、すべての編集者がそうではありません!
社風というか、集英社 は マスコミとしての 責任感 を感じました。
まぁ、表紙と構成、ボディコピーは社風も反映されるもの。 ミーハー系の 「 売れ本 」 は、やっぱ ・・・ (^_^;
でも、表紙のミラーコート紙 の kg 数や、ロゴ部に新しい特殊インクを使っていたかよりも、
本の隅々から受ける印象で、 その 責任感の程度 は感じるもんです・・・。
でもでも、全体的に ジャーナリズムへの責任感 はイマイチ (>_<
はっきり申し上げるならば、国語力に富んだ方々が産み出す 《 耽美 》 で あいまいな語句 が、
ルール ある 領域 を迷走させています。
最低限とはいえ、ルールある 『 礼装 』 ゆえ、読者へは、ソコは 明確に 示すべきでしょう。
・・・・例えば、雑誌の構成の場合、呼び名は様々ですが・・・
1) ヘッド = タイトル
2) ボディコピー ・・・やや大きめなポイント ( 字の大きさ ) の 要約導入文。
3) 本文 ・・・・記事文。
4) キャプション ・・・・写真の解説文。
・・・・・まぁ、こんなカンジで構成されています。
制作プロセス上、誌面のデザイン = レイアウト が先行する場合が多く、
ライターは無理矢理であっても、1) ~ 4) の文章を、
決められた文字数に はめこむことが基本にありますから、
苦し紛れに使い易い 「 語句 」 で( 文字 )数合わせをすることが少なくありません。
ですから、ルールある 『 礼装 』 を語り切れなかったり、
( 知らないことゆえ ) あいまいな表現 を使っちゃってること多いです。
では、最後にこのテの記事で、 語意 を あいまいに使われる語句 をいくつか整理しておきましょう (^_^)v
■ プロトコル ・・・ 『 礼装 』 の解説記事においては、 《 国家外交レベル の 国際儀礼 》 のこと。
公式な慣習の確認とルールを指すものと思うんですが。
ま、他項でも書きましたが、一般層には プロトコルそのものは、フツー関係ないです。
■ マナー /儀礼/エチケット ・・・ 社会的な 礼儀・礼法 のこと。
同義ながら、 マナー は やや動名詞的 と言うか、精神的な 実践行動 を指すイメージ強し。
他の2つは、対して名詞的かな。
でも、この辺をダブり、トリプりで あいまい に使った キャプション 実に多し。
『 礼装 』には、プロトコル からの イージーダイジェスト な、ルールあるマナー は まだ残っているんですが。
★ 欧米 ・・・ ま、 『 礼装 』 においては、欧州と米国では、結構異なっている点あります。
更に申し上げるならば、欧州でも更に細分化されます。
ギャグで 「 欧米かよっ! 」 ・・・って、ありますが こと『 礼装 』では、
「 欧かよ? 」 「 米かよ? 」 ・・・と分けて考えましょう (^_^;
★ 王侯貴族 ・・・ 王とその諸侯 = 王族 に対し、貴族 は必ずしも横並びじゃないです。
従って、 『 礼装 』 の 格式・マナー も異なってきます。
ややこしいコトを申すならば、王族の成り立ちによっても求められる 格式の遵守度 も違うんですが・・・。
★メゾン/セレブ/クラス/ルール ・・・・・。 あの~、一度 アッチの辞書 引いて下さ~い m(_ _)m