お尻を拭くときに痛みがあった。
日時生活をしているうえでは何の支障もなかったが、「もしかして」と思い、痔の大先輩に相談したところ、「痔だね」と笑顔を返された。
相談をしたその日。
入浴時に恐る恐る痛みを感じる場所を触ると、ポコっとしたものが…
…
場所が場所だけに、病院には行かずに治したい気持ちが大きく、市販の薬を買って対応しようと思ったのだが、
①痔じゃないかもしれないという淡い期待があった。
②痔だとしたら、原因が知りたかった。
③市販薬より、病院の薬の方が効くだろうと思った。
④知り合いが行っていた病院は腕が良いと評判だった。
これらの理由により、意を決して病院へ行くことにした。
行き先は地元の小名浜にある「小林胃腸科・肛門科」。
肛門科の他に、胃腸科、外科、内科も受診できるようだが、メインは肛門科みたい。
病院へ入ると3~4人の男性陣。
彼らも皆、俺と同じ悩みなのか…?
知り合いは誰も居なかったのが幸い。
受付を済ませ、暫く待っていると名前を呼ばれたので診察室へ。
何をされるんだろう…
不安感一杯で診察室へ。
受診の経緯を話すと、さっそく仰向けになり、患部を出すよう指示。
出来ることなら他人に尻を見せることは避けたかったが、当然だよね…
先ほどまでの不安感に羞恥心が加わる。
患部を見てスグに痔であること、状態としては軽度であることを告げられる。
そこから予想だにしない展開が…
「じゃぁ、せっかくだからお尻の中も見てみますね」と先生。
えぇ!?マジで!?
心の準備が整う間もなく…
…
診断の結果は、血栓性内痔核。
お尻の毛細血管が切れて血のタンコブのようなものが出来た。
切ったりせずに飲み薬と塗り薬により、いずれ腫れが引いていく。
辛い物やアルコールなどの刺激物を多く摂取したり、いきむ時間が長かったりと、原因は様々である、ということらしい。
なるなる。
たしかに辛い物、アルコールを多く摂ってましたわ。
診察室で予想外の出来事はあったものの、色々知れたし、切らずに済むので一安心。
先生も優しいし、説明もわかりやすいし、悩んだけど受診して良かったな。
もし痔で悩んでいる人がいるなら、思い切って病院へ行くことをお勧めします。
それから、体に異常が出る度に思うけど、やはり健康であることは素晴らしいことだなと。
そして、年齢も年齢なので、自分の体をもう少しきづかっていこうと思った37歳の秋でしたとさ。
