ドイツのデスメタルバンド Fleshcrawl の8作目。
日本での知名度こそ低いが、80年代から活動するベテランバンドであり相応の支持を獲得している。デビュー以前は幾度かのバンド名変更があり、1stDemoの際にはSuffocationと名乗っていたりも。
レコーディングにおいてDan SwanöやPeter Tägtgrenのスタジオを使ってきた経歴があり、オールドスクールスウェディッシュデスの影響を強く受けた猪突猛進なデスメタルを演奏している。殺人的な激しさがあるわけじゃない、目まぐるしく複雑な展開があるわけでもない、鬼の様なテクニックだってありはしない。ここで披露されているのは、ほのかな憂いを滲ませながらストレートに突っ走る昔ながらのスウェディッシュデスのみだ。時代遅れ?このオヤジなダーティさと哀愁が良いんじゃないか。
サウンドのブレなさはドイツ版 Dismember とも言うべき。スピリットに溢れておりGoodだ。嬉しくてついつい聴き入ってしまったよ。
お気に入りは2曲目「Structures of Death」、4曲目「Written in Blood」、5曲目「A Spirit Dressed in Black」、12曲目「War of the Dead」
