さいたま市の着物ファン応援隊、master_minminです!

着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストでもあります。

(「着物フォトスタイリスト」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)


2020年までに世界196カ国のKIMONOを作る

「イマジンワンワールドKIMONOプロジェクト」



100カ国のお披露目、無事終了しました!

日時:2018年4月29日(日・祝)
開場:12:30      開式:13:00
場所:久留米シティプラザ 
          ザ・グランドホール
          (入場無料)

前日は13:15羽田発で福岡経由で久留米へ。

ホテルのチェックインをすませて18時ごろ会場へ。



すでに会議室でリハーサル中。100人中80人は未経験の各地の高校からの選抜モデル。
音楽もない中、本番ステージ上と同じく優雅に動く様子を見て、よくここまでのレベルに練習したなと驚きました。


当日は受付サポートスタッフとして、朝8:50集合。

イマジンキモノ・群馬の代表、畔見さんと共にホテルから徒歩数分の会場へ。

彼女のイマジンキモノ・群馬の活動ブログはこちら

Road to ポーランドのキモノ! (by ポーランド愛溢れるポラ子)



私も


ポーランドのKIMONO完成!(リブログ”とうとう夢にみた日がきたー。”)   (2018/4/25更新)


で書きましたが、彼女がポーランドのKIMONOの完成について書いたFacebookの記事はその後1万ビュー突破してます!!


さて、話を当日に戻して。

今回は、全体仕切りはプロのイベント屋さんが入っていてくれたので、マニュアルからバッチリ!

・進行ライン(ステージ関連)
・運営ライン(受付、ホール内など誘導)
・楽屋ライン(着付け、ヘアメイク、出演者関連)

の3つに分かれて構成。


受付サポートに入った私は、受付にクロークがないのに気づき、急遽クローク札を作ってもらいました。(プリンターもバックヤードに持ち込んでいるようでした。さすが)

その他、終日、細々したところのフォローをしていました。(「きものサローネ」でのボランティア経験が役に立ちました!)

イマジンの方のスタッフはみんな着物。イベント屋さんの黒スーツと見分けがつきやすいのは良かったです。

私もボルドー色の単衣(音符の地紋♪)に袋帯で、と思ったけど四十肩のため、時間切れで半幅帯に。



久留米シティプラザはとても立派で、1500人収容の大ホール。中はオペラハウスと見まごう作り(4Fまであり)。それが全て満席になるだけでなく、会場外のモニター前に椅子を置いてライブビューイングを1、2Fでやるほどに。



この日はシティプラザ前で「楽衆国(がっしゅうこく)祭り」というイベントがあるので、そのお客様も流れて来た感じでした。

入場無料ということで、どんどんお客様が入られました。


※楽衆国まつり(がっしゅうこくまつり)の様子




ほぼ受付に張り付いていたので中の方はほとんど見られませんでしたが、後からニュースでの映像を見ると、立派にステージを終え、モデルさん全員が手を繋ぐ「世界をひとつに」のメッセージも伝えられ、素晴らしかったです。

私が、今回思ったのは、モデルさん達はある意味裏方でもあること。

ステージに立つ時間の何倍も待ち時間があり、その間ほとんど座らず(体調管理のため多少の飲食はあり)、狭い控え室に大勢で待たされ(室温も上がり気味、酸素も薄い感じ)、その間暑くて首に氷をタオルに巻いて当てたり、中には体調が悪くなり、一度脱いだモデルさんも出たほど。

その段階で、代役のモデルさんのヘアメイクはなされたそうですが、着付けの先生がタイミングを見計らって「この娘、大丈夫、いけるよ!」ともともとのモデルさんに着せて、またステージに、となりました。

(聞いてみると、ピンチヒッター用の学生モデルも何人も確保された上でのステージだったとのこと。また、看護師1名が救護室としての控え室に待機していました。この規模のイベントには必須ですね)

ショーのステージモデルの着付けができる先生の経験と技術、様々なことのレベルの高さに圧倒されました。

フィナーレ後にもスポンサー様や製作者の先生達とのフォトセッションがあったのですが、その時も、先輩(ミスジャポンの現役やOGモデルで、10人1組でモデルを率いたリーダー達)は、「高校生の子は早く返してあげて!!」ととても気遣っていたのが印象的でした。慣れているとはいえ、自分達も疲れているのに。。

受付など細かいところの反省点はあるものの、随所にお互いへの思いやり、様々な点でのバックアップが行き届いた、それがプロのクオリティーのイベントなんだなとしみじみ思いました。


さらにビックリしたのは、モデルさん100人を6組、12名の着付け師さんで15分刻みで着付けるスケジュール。(つまり、そのペースで1組辺り振袖を15-17人着せる計算)イマジンでいつもお願いしている着付け師の先生チームだそうです。

ヘアとメイクは30分回し。(成人式のお支度と比較して標準スケジュールですが、それでも大変だと思います)


片や受付は大使館の大使(というか、名簿では「閣下」)が2名いらっしゃり、うちジョージアの大使を急遽控え室や場内のお席ににご案内することになり、突然振られた私はあたふたしすぎて、英語がちゃんと通じていたか、心配なのでした。

ちなみに、私は英語での大使Embasseder、でなく閣下(his/her/your excellency)なんて言い方は知らなかったです。。。フォーマルな美しい英語とは縁遠く。。(冷や汗)



出番を待つモデルさん達。帯結びも一人一人違います。


※100カ国目のKIMONO。実は制作途中のもの(下絵を描いて、くくっていますが、染めは途中です。)これを着せたとは!!



※ロビーでのライブビューイングにて(映像粗くてすみません。高校生モデル代表挨拶)

※高倉代表挨拶




※フィナーレでは高校生らしくピースサインも。