さいたま市の着物ファン応援隊、master_minminです!
着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストでもあります。
(「着物フォトスタイリスト」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)
おとといは
着物警察(その22)「着物警察」が週刊誌の記事に!(2018/3/17更新)
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を書いたのですが、その後、元記事((週刊女性PRIME)がYahoo!ニュースにも掲載され、ますます拡散されているようです。
「着物警察」のせいで和装離れが加速、街中での警笛はもはやパワハラの域(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
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ネットの元記事はこちら(週刊女性PRIME より)
(上記の記事内容は同じようです)
「着物警察」のせいで和装離れが加速、街中での警笛はもはやパワハラの域
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それに引き続き、私も昨日
着物警察(その23)帯を解いて途中で放棄?(2018/3/18更新)
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で、安易なお直しは責任が取れないことになる場合もあるので、注意を促しました。
ここで、夏の浴衣のお直しについて、極端な例をご紹介します。
私は2011年から毎年7月21日-22日に開催されている「熊谷うちわ祭 浴衣お直し隊」に2012年から毎年参加して、実例をたくさん見ています。(興味ある方はボランティアで手伝いに来てくださいね!)
これは、キチンと場所を確保してお直しさせていただいていますが、究極に驚くのは
腰紐なし着付け
です!
実際、毎年数件はあります。
理由は
以前(今でも?)はセット浴衣に腰紐をつけずに販売されていることが多かった
ので、セット浴衣のパーツだけで着られる、と思われてしまうからです。
で、何で留めてくるかというと、、、
セット浴衣の付け帯!
ここまでくると、
「よく、そこまで頑張って着てくれたね!ありがとう」
と熱烈なお礼を言いたくなります。
なので、
「浴衣お直し隊」はあげられる腰紐を用意して臨みます。
また、帯板がないことも多いので、必要に応じて厚紙を使います。
上記の「浴衣お直し隊」は毎年飾り用の小物(レースつき帯板や、お花の髪飾り、根付け、帯締め、などなど)を寄付してくださる方がお一人いらして、帯結びを可愛くアレンジしたり、アラ隠しに使ったりなど、とても助けられています。(何より、可愛さアップで利用者さんにとても喜ばれています)
つまり、
着崩れのお直しするには
「道具を準備しなければ、どうにもならない」
というケースがある、ということを知っていただきたいのです。
「着物警察」
というネガティブな言葉が一人歩きして拡散されてしまっていますが、
ここから私が伝えたいことは
・着物警察をしちゃいそうな人、洋服の人を相手にはやらない(勝手に知らない人が着ているものに触れる、無言で引っ張る、着方やコーディネートに文句をつける)ことは控えましょう
(教えてあげる、は初対面ではない「教えて欲しいと思っている相手」にだけやってあげてください)
・着物警察されちゃった人、着物の世界は奥が深くて楽しいです!こんなことでめげずに続けてください。
です!
初心者さんも、上級者さんも、それぞれが楽しく、着物を楽しんでいきましょう
※「着物警察」の記事を掲載した雑誌「週刊女性」ってこういう和の関係に強いのかもしれませんね。これは2016年4月19日号の記事
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2018/3/23(金) 8:52 追記
正々堂々と「浴衣の着崩れ直し」ボランティアをしたい方へ
毎年7月21日、22日は
熊谷うちわ祭 にて「浴衣お直し隊」が活動しています。
事務局は着物ファンの味方、「きものこすぎ」さん
隊長は、ワタクシ、 @master_minmin (ツイッターアカウント名)
です!
興味のある方は、是非今後のボランティア募集情報をチェックしてくださいね!
・男女共ok
・当日、浴衣や着物で2時間以上出来る方
・自分で浴衣が着られる方(または他人に着せられる方)
・自力で会場まで来られる方
が応募条件です!