さいたま市の着物ファン応援隊、master_minminです!
着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストでもあります。
(「着物フォトスタイリスト」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)
昨日(2018/2/16(金))は「きものば」2コマ連続でした!
まず13:30から15:30は
第14回きものば =着物で子どもとおでかけ=
です!
今回は、こだまさき さん、ベビーウェアリングコンシェルジュとお子さんを外部講師としてお招きしました。
だっこもおんぶもお子さんの膝裏をしっかり布で抑えることがポイントだそうです。
エルゴのような「ベビーキャリア」(赤ちゃんを運ぶもの)と違って「ベビーウェアリング」は赤ちゃんを"身につける"ので身体の密着度が高いです。
お子さんの膝の後ろを左右の布で支えて、お子さんの脚や身体を、お母さんにしっかり密着させます。
着物の場合、慣れないと袖の部分の扱いにちょっと苦労しますね。
ということで、
・着物に慣れている
・ベビーウェアリングに慣れている
のどちらかであれば、着物でベビーウェアリング、というのもそれほど難しくはなさそうです。
帯結びによっては、その上にお子さんを座らせることも可能です。(文庫結びなど)
また、着物を着慣れているスタッフは帯のような長い布の扱い(巻く、緩みのないよう体に沿わせるなど)にすぐに慣れていました。
使う布は兵児帯(へこおび)なら何でも良い、のではなく、
「対荷重」「伸縮性」「滑りにくさ」
など、ベビーウェアリングに適した布を使う必要があるそうです。
そういう観点では「絞りのへこおび」は伸びすぎてしまい、向かないようですね。
ここで、講師のさきさんが持ってきたのは、ここのお店の「へこおび」(しじら織)でした!木綿なのでじゃぶじゃぶ洗えます。 長さは4.5m。帯としてはやや長めですね。
他にも遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)など、いろんな木綿のへこおびがあります。
(遠州地方は静岡県の浜松市などを含む西部一帯です。たまたま、知り合いが遠州綿紬などその地方で作られている木綿を広める活動をしているので、こういうところでお目にかかれて、なんだか嬉しいです)
へこおび(兵児帯)、ベビーラップ、スリングなど
だっことおんぶの専門店 北極しろくま堂
さきさんが普段から出入りしている団体
Umiのいえ (横浜市)
JR横浜駅みなみ西口より徒歩10分
http://www.uminoie.org/ママさん、プレママさん、パパさん、お子さん、いろんな方を対象にした様々なイベントをやっているようです。
他にも、縦に入ったスリットで授乳をしやすくしている服や下着を作っているお店の紹介も。
授乳服のモーハウス
こういうものをインナーにして、上に浴衣や木綿などの着物を1枚、という着方でしたら授乳もしやすいですね!
おんぶやだっこも「これが絶対正しい」というのではなく、安全を確保しつつ、あとはお子さんの好みや体調などと相談しながら、といった感じでした。
要望があれば、また開催したり、場所と参加者が用意できれば出張講座も可能ですよ!\(^^)/
その後、
19:30からは
第15回きものば =男着付け=
でした!
藤木屋店長、五十嵐明氏(通称イメルダ)の「じゃあ◯関節を意識して帯を巻きましょう」の一言で、いつもより帯位置が下がっていい感じで巻けたように思います。
来月は2018年3月16日(金)19:30- 女着付け です!
着物(浴衣もok!)と半幅帯でのカンタンな着付けです。洋服の上から着ますので、男女混合でやりますよ!