さいたま市の着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストのmaster_minminです。
(「着物フォトスタイリスト」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)
ここ一週間で話題になりましたので、私も2つ記事を書きましたが
今日はさらに続編を書いてみます。
若い人達が欲しくなるような素敵な着物屋さん、大塚呉服店さんブログ
にもあるように、普通は「着物関連」のニュースといば
“芸能人の◯◯さんが着物を着ました”とか
“地方や商業施設、町おこしなどでの着物や和の関連イベント”とか
“着物のショーやコンテストがありました”とか
「プレス発表」しているものだったりします。
プレス発表とは、必要な手続きを踏んでマスコミに情報を公開するわけですが、それが本当にニュースとして取り扱われるか、スルーされるかはそれぞれのメディア次第なわけです。
そんな中、今回の件はプレス発表もせず、意図的ではなかったでしょうけれど結果としてネットで盛り上がり、マスコミが後追いすることでさらに情報拡散していったわけです。
また、タイミングをほぼ同じくしてスタートした伊勢型紙関連のクラウドファンディングはスタートダッシュも好調!
これは2017/3/14火からスタート、今日が3/20月ですから、まだ7日程度ですが、すでに
・現在の支援総額 ¥1,526,000
・パトロン数 113人
・募集終了まで残り 30日
あと174,000円で達成!
というところまできています。
どちらも「伝統工芸を残したい」のは同じでも大きく世間の反応が違っています。この二つの件の同じことと違うことを考えてみました。
同じこと
・ネットで話題になった(プレス発表はしていない)
・発信者が一つ一つの反応に丁寧に対応している
・自分個人でなく、社会に対する自分の使命や意義をもって、自分のできることでそれぞれの伝統工芸を残すべく、現実に向き合っていること
違ったこと
・前提情報の共有に対する配慮と情報発信に関する仲間づくり
・準備の綿密さ
とすると、逆に言えばこの二つをキチンとやれば、西陣織の技術継承者募集も反応が違ったのかもしれません。
伊勢型紙の方はすでに「テラコヤ」の場所も確保し、たくさんの伊勢型紙を集め、クラウドファンディングのサイトも綺麗にわかりやすく作り。
(さすが!伝統工芸x町設計xWeb)をやっているハイブリッド職人さん)
かたや、西陣織の方は「西陣織を習いたい、将来的に仕事にしたい方を募集します」では、下働きの弟子が欲しいのか、本来お金を払って教わるような技術習得のことなのか、サッパリわかりません。(西陣織の関連業種の人なら多分わかるのでしょうね)
また、伊勢型紙の職人さんは、ネット上で知り合いになった私にまで「明日からクラウドファンディング始めます」と丁寧なメッセージが来ました。
やはり、クラウドファンディングのための準備をキチンとして、ネット上での情報拡散も丁寧にされ、慣れていますね。
ここまではできなくても、誤解が生じにくいような表現や説明を今後自分も心がけたいなと思いました。