・豊田 喜一郎(とよだ きいちろう、1894年6月11日 - 1952年3月27日)
日本の実業家。
トヨタ自動車工業株式会社社長(第2代)
社団法人自動車技術会会長(第2代)
「我國は常に燃料問題に困つて居るが天然の水力を利用した水力電氣は比較的發達してゐるのであるから夜間に使用する電力を貯蓄して動力乃至は燃料資源窮乏に備へる必要があります。故佐吉翁が上海に於て紡績事業を經營して居た當時米國への移民が禁止されたるを非常に憤慨して「何とか日本人の力を以て經濟的に諸外國に打勝つ事を考へねばならぬ、それには日本の水力を利用してその電力を蓄電しこれを海外に輸出するか、これを飛行機自動車等に利用しなければならない」
彼の生きた時代は半世紀以上前。
そのとき、既に電気自動車の開発を目指し、試作もしてあった。
今頃になって電池自動車が脚光を浴びているが、その萌芽はもうだいぶ昔にあったのだ。
どのようなインセンティブが与えられるかによって、やる気や結果は異なる形を描く。
どんなに想像力が優れていようとも、どのような未来を迎えたいかでその実現の方向は決まる。
遠い回り道をしたものだ。