雨花体いっぱいに天からのしずくをいただくことが、咲き誇る鮮やかな花たちのよろこび。 地から一瞬を狙って打ち上げられる花火は夜に咲き誇る美しさを大粒の涙に濡れる雨空で開く。 でも、なんか悲しい。 誰がみるっていうのだろう。 濡れて曇ったガラス窓の向こうで煙に捲かれて大輪が欠ける。 重たい空の色。 独り言をいっているみたいだ。 ずっと泣いている感じ。