義務的になんの変哲もないことを楽しく見せる方法を創造力という。
たとえば、食事をするときに箸をとる場面を思い浮かべる。
箸は単純に食べ物を口に運ぶときに使用する道具である。
でも、もう少し箸の動きを詳しくみてみると、以下のパターンが考えられる。
① 挟む
② 刺す
③ 押し割る
④ 着ける
箸を持つ手の動きをみると、以下のパターンが考えられる。
① 握る
② おろす
③ 挟む
④ 副える
そして、これらの行為をいろいろと組みあわせることで、食事のための食物の口への運搬ができるわけであるが、その行為をまた場面で区分すると、以下のパターンが考えられる。
① 味見をする
② 硬さをみる
③ 中身を調べる
④ 形を整える
⑤ 食べる
などなど、こんなところがおもしろいと感じる。
と、書き出してみるといろいろと詳しくわかってくる。
また、パターンの組み合わせを考えたとき、組み合わせが自分が意識しないだけでたくさんあることがわかる。
大事なことはひとつひとつのことは何でもないのであるが、パターン化して考えるとたくさんの意味が生まれ、それぞれが違う印象で受け止めることができ、自分の中でたくさんのことがあふれ帰るようになるのである。
何も考えないでいるのではなくて、何でもいいから日常の当たり前の生活の中から好奇心を拾ってくる作業をすることが人生を楽しくする方法なんだなと思う。