中学校の宿題

 中学校では、小学校のように毎日の練習となるような宿題はありません。宿題というものが全く無い学校さえあります。


 ただ課題として、プリントや教科書準拠のワークが締切日を示されて出されるくらいです。


 だから、勉強をやりたくなければ、やらなくて済んでしまう場合もあります。


 そこで、自主学習ノート(家庭学習ノート、生活ノート等)の提出がある場合もあります。

 

 こちらはそれぞれ自分でやることを決めて、学校の書式に則った書き方で提出となります。


 学校によって、1日1ページとか毎週月曜日に1週間分を提出だったり、提出すら無い、まったく強制しないお任せだったりします。





 前回まで書いていた『小学生に必要な五箇条』の最後の『毎日やる』を続けるように、これらを毎日やるのがお薦めです。


 中学生になると、学校は「自主性を重んじる」とか言って勉強をしなくても済んでしまいがちになります。

 

 意識の高い生徒は最初から塾へ通ったり、家庭教師をつけたり、通信教育を頼んだりします。


 しかし、地方の中学生には、そういったことをせずに過ごしてしまう生徒が多く見られます。


 特に町にひとつの中学校しかない地域では、周りの生徒もやっていないので、別に平気でいます。怖いことですね。


 ところが、受験生となり自分の成績と向き合ったときには、もう行けるであろう高校を志望校にするしかない状況になっています。


 幸い(なのか)にも少子化で定員割れしている高校もまだあるので、どこでも良ければ行けるかもしれません。


 ただ来年度は中学校の教科書が代わりますし、入試の選考方法も今までと違うやり方を検討している都道府県も多いと聞いています。


 以前、大学入試の共通テストが変更され、入試の選考方法の見直しがされたときにも、3年間通じて勉強している生徒が有利になる、受験に向けて3年生の時だけ勉強したのでは戦えないようにする案が出ていました。


 その流れで考えると、最初からコツコツ勉強することが大事になると考えられるでしょう。


 やはり『毎日やる』が大事なんですね


 宿題が無く、部活動もあったりで勉強しなくなります。


 実際にしていなければ要注意ですね。







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