火曜日の夜中に身体の不調を感じ、翌水曜日の朝


病院で診察、検査を受けました


結果はコロナ陽性


その水曜日が通夜、木曜日に葬儀となっていたので


これで欠席が確定しました


朧気に「親父の葬儀で挨拶するんだろうなあ」


と思っていたし、予定もされていました


原稿にはしていませんでしたが


読まずにするつもりでした





本日は足元の悪い中、またお忙しい中、父廣川博之の葬儀に御参列いただきまして、ありがとうございます

昭和16年3月30日生まれで来月83歳になるところでした

息子の私が言うのもなんですが、父はとても腕の良い電気工事士で、自慢の父でした

小さい頃から暴れん坊で有名で、というのも小学生のときに中学校を殴って謝罪に行ったそうです

ちゃんと話を聞くと中学生が小学生をいじめていて、それを守るためにかかっていったそうです

そんな正義感の強い優しい父でした

2011年3月11日あの東日本大震災がありました

津波に襲われたり、火事に追われ絶望すると人々を見て、自分が何も出来ないことで父の心と頭が壊れていってしまいました

その後数年、母が世話をしていましたが

母に対して大きな声を上げることも、もちろん暴力など決して無かった父が、声を荒らげ、恫喝したことで、家族はこのままでは母の心も壊れてしまうと思い施設にお願いすることにしました

ビラヴェキオさんでは本当に良くしていただいて約7年もお世話になりました

昨年暮れにお医者さまに「老衰状態なので、長くてひと月」と言われました

父は2ヶ月も頑張ってくれました

生前の父同様に残された家族にもぜひみなさんの御厚情を賜りますようお願いいたします

繰り返しになりますが、本日は誠にありがとうございました

令和6年2月22日

親族代表廣川学