東日本大震災から10年。

亡くなった方々のご冥福を祈ります。



被災された方々の気持ちはその方々しかわからない。

人の経験は、実際に自分が経験しないとわからない。



下手な慰め、激励は無責任だ。

本当は、何も言えない。

被害に遭った方々が言うことを聞くだけしかできない。



きっと被害に遭った方々は、何度も「心が折れそう」となっただろう。

いま状況は違うが、家内がまさに「心が折れそう」な状態だ。



直腸がんが見つかり、まずそこで心が折れそうになるが、他臓器に転移はしていなかったので腹腔鏡手術に臨んだ。



腹腔鏡手術手術は回復手術より負担は少ないとはいえ、内視鏡手術と違いそれなりの準備と入院が必要だ。



手術は無事成功し、2〜3日はひとりで歩くこともできた。

そして最後のお尻の管を抜き、退院に近づこうした矢先、家内が言う「この世のものとは思えない激痛」が走り、緊急開腹手術となった。



一旦解かれた管は、当初の倍以上となった。

術後の胸の痛み、発熱、むくみ。

「心が折れそうだ」と言う。

何も悪いことも、悪くなるイメージもしていないのに…



ICUから個室に移されたため、電話はできるようになったので生々しい状況が音声で伝わる。



かける言葉すら見つからない。



いったい、どう声をかければいいんだ!!!

誰か教えてほしい。



いまは折れそうだか、ここまでの試練はきっと何か意味があると考え、治ることを信じて前に進むしかない。



明日があるから、まだ報われる。

亡くなれば、明日はない。



JUJU「明日がくるなら」



明日を信じよう。

この歌詞のように。




明日がくるなら 何もいらないよ ただ君だけに
笑っててほしいから forever more
明日がくるなら 何もいらないよ ただ君だけに
笑っててほしいから いつでも




早く笑えるときが来る。

きっと。