本当であれば、意気揚々に戻るはずの我が家への道のりでしたが、足取りが重い上に意気消沈…この大きなゲンゴロウの重さも忘れていました。
カーディフさんは、パワーも並外れています。少しずつこれだけの至近距離にいる第六部隊の兵隊の凄みを何時の間にか肌で感じるようになっていました。鍛え上げられた身体全体から力が湧いて出ているようです。
「一つ質問いいでしょうか?カーディフさんは、女王様にお会いされた事はございますか?」
「いや、いまだ女王様への謁見は無い日々が続いている。拙者はまだまだ第六部隊…尚且つ第七部隊に昇格するには、想像を絶する試練を越える必要があると伺った…今はまだまだ貴公と同じく日々鍛錬あるのみだ。」
「そうですか…ありがとうございます。。。」私自身まだまだ先が驚くほど遠く感じられた。しかし、立ち止まっている暇は無いのは確か。一歩一歩、今は次なる高み、第三部隊への昇格を目指すのみです。
巣に到着しました。
いつもの食糧倉庫担当者のタイラーがいました。
「ひゃあ~こいつは大物だね~。トム!お前が仕留めたのかい?」
「まさか…カーディフさんと・・・」
「その通りだ、タイラー。拙者とトムとの協働捕獲である。」
「いや~、強者だったろ~トム、では2人での捕獲の上での計量に入ります。」
一体何キロが出るだろうか。。目の前に提示される数値のみに釘付けになっている自分と、はじき出される数値により第三部隊に昇格できるかどうか憶測する自分だけがぐるぐると渦巻いていました。
「377g、ん~155ポイントだね。軽く第三部隊に昇格じゃない⁈、congraturation!!」