2022年11月・第35番清瀧寺で、意外な事実を知る。 | master082オフィシャルブログ"From Sky Across Me"

master082オフィシャルブログ"From Sky Across Me"

"Almost" Powered By Ameba(・・・言い切ってしまった。)
リブログはOKですが、記事の無断転載は禁止します。

N.B. 当ブログへのコメントのないフォロー・読者申請は、
すべてお断りしております。

更新です。

 

2022年11月に、高知市とその周辺の札所を

ぐるぐるっと巡った時の様子をつらつらと綴っています。

 

土佐市の札所を巡っている最中、

どうしても避けられない、難関のような、いや、関所のような

札所が1ヶ寺ある。

 

それが、清瀧寺さん。

 

 

歩き遍路でも結構な難関ではあるが、

マイカーでも、道幅が泣きそうになるくらい。

何回巡ってもあの道はえげつない。

 

 

道中から撮影。

この山の中腹にあるのがお寺。

 

 

高知道の下。今日も駐車場と化している。

理由は大体察したとおり。

 

 

道を登る前に一旦停車して、深呼吸。

対向車来るなよ。

 

でも来た。

 

離合できるところまで坂道をバックで下る。

あーおっかな。

 

 

風景だけは絶景なんだがな。

 

 

到着。

 

 

手水場へ。

 

 

その横にある鐘楼へ向かう。

 

 

あ。

 

 

入れなくなってら。

 

 

残念。

 

 

消防車にもどうすることもできない。

 

 

 

コロナ禍だと仕方ないな。

 

 

 

 

いざ本堂へ。

 

 

焼香台。

 

 

本堂にあったメッセージ。

 

ご本尊は薬師如来。

 

 

読経、終わり。

 

 

大師堂へ。

 

 

大師堂の焼香台。

 

 

読経、終わり。

 

 

ありがとうございました。

 

 

このコロナ禍、戒壇巡りはできず。

ここにも影響あり。

 

 

まぁ、おれに免じて許しておくれよ。

 

 

納経所へ。

これはあちきが納経を終えた後の様子。

プチ混雑。

 

 

駐車料は志納制。

あちきはボールペンを戴きました。

昔はスーパーカー消しゴムを飛ばすのに最適なノック&プッシュタイプ

だったよな。

どこ行ったんだろ、あのボールペン?

 

 

それにしても絶景だよな。

 

 

そうだよな、前回この仁王門を潜って登ったんだよな。

 

 

ちょいと散策すっか。

 

 

本堂向かって右側の奥。

水の流れを愛でていた。

 

すると、そこに、本堂の上の方で他の方とお話をされていた

ご住職が、私に、

「あ、その滝、偽物だよ」

と。

 

え?

清瀧寺の名前の由来となった、何か謂れのある、長年の伝説があるとか…。

 

「いや、その滝はね、先代の住職が作った人造のものでね。」

 

へぇ、そうだったんだ。

 

その後も、ご住職から、

お四国さんに関するありとあらゆるお話をありがたーく戴きました。

 

かいつまんでお話すると、

1200年以上あるお四国さんにまつわるいろいろなお話は、ほとんどがフィクションで、

それを無理やり辻褄合わせて伝説になっている。

2022年、その歴史的整合を、学者たちが必死にやっている最中なんだよ、というお話。

【注】個人の見解です。

 

 

そうか。古来からある、ありがたいものではなかったんだ。

 

 

でも、水そのものは清瀧寺の奥の院の方から引いているものなのは

間違いないみたい。

 

 

世の中知らないことばかり。

 

 

そうか、君たちも結構年代浅いんだな。

 

 

境内にあった(たぶん)先代住職の銅像。

ありがたや。

 

 

日本遺産の石碑に別れを告げ、下山。

 

 

つづく。