更新です。
2022年11月に高知市内から時計回りに
伊予の札所を2日半かけて廻れるところまで廻ってみよう、
という企画が空から降ってきたので、実行しています。
あちきは普段、
お四国さんを巡るときのルールのようなものを作っている。
一、打ち始めの札所は不問。
一、参拝手順は最初バスツアーで教わったものをやり通す。
一、本堂・大師堂、それぞれお賽銭は55円。
一、参拝する札所はランダムで可(番号順は不問)。効率よく廻る。
一、歩ける場所は状況が許せばとことん歩いてみる。
一、車中泊はしない(防犯対策)。
一、結願は必ず大窪寺で迎える。
以上、あちきのセブンルールでした。
いや、もっと穿ったら結構あるだろうな、こだわり。
で、今回。
全国旅行割があり、そこにプラスで、
高知県観光リカバリーキャンペーンがあり、
それに乗っかる(=恩恵を受ける)つもりで、
行先を高知にしてみた。
マイカー遍路をしてると常々思うのは、
足摺岬が距離的にかなり遠く、いつも苦戦を強いられている、ということ。
廻れるのであれば、時間的に余裕のある状態で巡りたい。
その結果、自然と足摺岬の近くに宿を取ってしまいがちになる。
ところが、今回はそうも言ってられなかった。
上述の「全国旅行割」の影響で、早いタイミングで宿の予約が取れなくなる。
取れたとしてもたまたま空いていたところをパッとクリックして押さえる、
秒単位でのバトルになっている。
んで、この日の宿、実は高知市内に取った。
善楽寺到着は8:45ごろ。
これから納経所の閉まる17:00までの間、どれだけの札所を廻れるか、
しかもマイカーで効率よく廻ってみよう、という裏テーマがある。
高知自動車道高知ICから一番近い善楽寺さんを最初に参拝したのは、
そういう理由があった。
閑話休題。
駐車場に車は止めたが、一度敷地外に出る。
おはようございます。
手水場へ。
境内の案内図だな。
その裏には不動明王の限定御朱印。
天邪鬼の皆様、本日も早朝から頑張ってらっしゃいます。
反対側もこんな感じ。
気のせいか日光が邪魔っぽく見える。
無人の本堂へ。
と思ったら、中でお勤め中でした。
おそらくご住職だろうな、この声は。
蝋燭台のおことば。
ローソクの日を吹き消すのは「風のいたずら」というのは風流ですな。
焼香台。
境内に数人いる小坊主ちゃん(たぶん長女)。
ご本尊は阿弥陀如来。
あちきが打ち始めにこの寺を選んだのって、
なんだかこの寺に呼ばれたような気がしていた。
ふと思い出したのは、祖母。
2019年に亡くなってから、もう3年経つ。
定年退職後、お四国巡りをやりたかったみたい。
この寺のご本尊は、阿弥陀如来。
うちの祖母の家は、浄土真宗。
浄土真宗の崇拝の対象は阿弥陀如来。
「南無阿弥陀仏」と唱えて、思い出してほしかったのかなぁ。
なんてことを考えました。
大師堂。
大師堂の焼香台。
大師堂の小坊主ちゃん(たぶん次女、やんちゃ系)。
読経終わり。
納経所駆け込み。
いろいろ軒先にもディスプレイが。
納経終わり。
水子地蔵堂。
子安地蔵堂のその左側。
梅見地蔵。
一番威厳ありそうなのに、屋根なしなのは順番が違う気がしてならない。
小坊主ちゃん(三女・夢見るお年頃、たぶん)。
善楽寺横の掲示板のおことば:
「今より後の世をいかにせむ」
今のことだけで精いっぱいだもんな、おいら。
お寺のトイレ。
うーん、この小坊主ちゃんは従妹っぽいな。
トイレの手洗い場の鏡にあったおことば。
「寺に用事のない人も、ご本尊に手を合わせて帰ってね」
ありがとうございました。
で、次回に続きます。