先日、またいつもの豚一家でお四国さんに呼ばれて行って参りました。
行き先は、27番札所・神峯寺から24番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)までの4か寺。つまり、最終目的地は、
室戸岬。
それも、
広島から日帰り。
さらに、
天気は曇り時々雨。
強行軍以外の何者でもありません。
でも、仕方ないんです、だって私は連休が取れない仕事してますから。
朝7時半から夜11時過ぎまで、ほとんどを移動に費やす、
全くもってエコノミー症候群にいつなってもおかしくない「やられっぷり」でした。
ここで書くのは、その室戸岬にある、番外霊場の御厨人窟(みくろど)を参拝したときのお話です。
で、今回、たまたま雨の止んだ時の参拝でも、
こんな感じで、人のいない中での参拝でした。
室戸市観光ページの説明にもあるように、
神明くつ(東のくつ)
みくろど(西のくつ)
の2つの洞窟があるのですが、写真に映っているのは、みくろど。
コーンが立っていて入れないのは神明くつ。
なんでも落石の危険性があるらしい。
御厨人窟の前にあるみやげ店(?)兼納経所の方に聞いたところ、2012年10月からずっとこの状態なんだとか。
これは前回、2011年10月に訪れたときの写真。
このときは神明くつにも普通に中に入れました。
中はこんな感じ。ここで弘法大師は修行をされたのだとか。
私? 無理です。孤独に耐えられないかも。
外を見るとこんな感じ。
見えるのは、空と海。まさに「空海」。
あ、それと国道を走る車もたまに見えます。
で、今回入れた御厨人窟は、こんな感じ。
中は結構暗く、段が見えないところも。
隣の神明くつで修行をし、この御厨人窟で寝泊りをしたのだとか。
あ、ここでも、上述したみやげ物屋(?)で納経していただけます。
普通の札所と違って、観光スポットですしね。
車の通行が途切れると、波の音だけが緩やかなリズムを刻んで聞こえます。
それは、瀬戸内海沿岸で育った私には経験の無いことで。
夜になると・・・波の音を聴きながら眠りにつく・・・うわ、寂しいだろうなぁ。