ふと思い立って、3番札所・金泉寺について、思い出しながら記事を書いてみよう、とふと思ったしだいの私です。
徳島県の札所って、どこも山門にはこだわりをお持ちのようで、今回記事にする金泉寺も山門に特徴のあるお寺さんです。朱塗り、中国からの伝来ものでしょうね。
山門の左側にある鐘楼。ここも朱塗り。
そして本堂。ご本尊は・・・釈迦如来。
*これは、私が「なんちゃって先達」として参加させていただいた遍路バスツアーのときに、
同じく参加されていた先達の女性の方の言動がきっかけで、
このお寺のご本尊をおぼえることができました。
そういう意味では、ご本尊を覚えるのは、まるで学生時代の
「世界の国の首都を覚える」、
もしくは
「アメリカの州の州都を覚える」
もしくは
「北海道の支庁の支庁所在地を覚える」
のにも似てて、きっかけが縁で良い方に繋がった好例です。
大師堂。本堂の向かって右側。
その更に右手にあるのが、
黄金地蔵尊。中央に井戸があり、ここを覗き込んだときに、
水面に自分の顔が映ったときには、長寿になる、とされている井戸。
山門を入って向かって左側にあるのが納経所なんですが、
その前にあるのが、
弁慶の力石。
なんでも武蔵坊さんは持ち上げたんですと。
あたしにゃあ無理。
で、このたび金泉寺の記事を書こうか、と思ったわけ。
2012年10月より、毎週日曜朝9時から、BS-TBSにて
「徳(*)さんのお遍路さん」
(*)正式には『徳』の字の「心」の上に横棒が一本入る。
という、フリーアナの徳光和夫氏が歩き遍路に出るドキュメントの番組をやっており、2012年10月28日の放送が、ちょうどこの金泉寺でした。
私も毎週HDD録画で見ています(リアルタイム視聴は深夜勤務のおっさんにはきつい)。
金泉寺の納経所で何回かお会いしたことのある、若い女性の方もピンマイクつきで出演されていました(←仕込みばっちりじゃんか)。
この女性の方、私の納経帳に記帳してくださったことがあるのですが、
大変達筆だったので、そこで私もずっと印象に残っていた方でした。
番組でもその話になり、「書道教室の先生の傍ら、ご縁があって、納経所にもいる」
とのこと。
あー、なるほどね、と、小学生時代、書道2段だった腕前は今どこに、
と思った筆者でした。