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バスケと子供たちを愛する人たちへ

今年の福岡県ミニバスケットボール選手権大会が終わった。

結果は準決勝で敗退、3位に終わった。

 

点差は僅か3点だが、これまでいろんなものを積み上げて来たここの1点には100点程の重みがある。

「完敗」、ただその一言である。

ギリギリまで競り合う試合だったが、その競り合う中、相手チームとの間に僕は大きな違いを感じていた。

相手の攻めるミスに対して、うちは逃げるミスが多かった。

敗北への怖れに立ち向かえず、肝心なところで縮こまってしまった。

 

毎年のように県大会に臨みながら、僕はいつも感じることがある。

県大会のように負ければ終わる一戦必勝の戦いにおける「接戦」に理屈は通用しない。

よほどの力差がある場合を除き、一点を争う戦いにベンチの戦略などは無に等しい。

 

「絶対に勝つ!」という強い意志を持ち、戦い抜けるチームにボールは引き寄せられ、最後の1点が転がるのだ。

前(リング)を向かないチームにバスケの神様は見えないし、微笑みかけてはもらえない。

 

細かい理由はいろいろある、だがそれはすべて言い訳。

全国大会への強い思い!戦う意志!が相手より弱かった。

そう受け止めるしかない。

 

県大会から一夜明け、気持ちを整理しきれずにいた僕の元に一通のLINEメッセージが届いた。

4年前奇しくも同じ準決勝で3点差の敗北、悔し涙を流した11期生のキャプテンAからだった。

 

監督

県大会、自分達の代と同じ終わり方だったのですね。

どんな試合内容だったかは分かりませんが、後輩たちは全力で戦えましたか?

自分達の代は僕が気持ちが弱くて負けました。

でも卒部までの残った時間で気持ちが強くなれた気がします!
まだまだ後輩たちにはこれから試合があるのでご指導をよろしくお願いします。

 

ありがとう!A。
コメントがすっかり大人だな。

準決勝は・・・(試合内容の説明、中略)

俺も試合が終わって同じ3点差で負けたお前たちの代のことを思い出したよ。
でも、その時に悔しい思いをしたお前は中学で輝き、今はU-18の代表メンバーだ。
この悔しさは必ずバネになる!
俺はそれを知っているから大丈夫だ。

これからも頑張るから、お前も頑張れよ!
後輩たちの良い目標になってくれ。

 

自分はミニバスでは3点差で全国へ届かず、中学では1点差で決勝のコートに立てず、Jr.オールスターも決勝では大敗してと、まだ全国優勝という経験がありません。

でも、ここまで強くなって来れたのは監督が自分に厳しく指導してくれたおかげです!
そして、鶴我先生のご指導、今は井手口先生のご指導で、もっと強い選手になることを目指しています。

まずはウィンターカップで活躍して、絶対優勝して来ます!

 

僕の気持を察して、送ってくれた教え子からのメッセージ。

本当に嬉しかった。

悔やんでいる場合じゃないな!とあらためて思った。

 

そう!この悔しい経験が子供たちを強くするんだ。

最高の経験をさせてやれて良かった。

 

あいつ等のバスケット人生は始まったばかり。

この悔しさをバネに残りの4ヶ月で最強の選手、最強のチームに育ててみせる。


また、新たなる挑戦がはじまる。