土曜日に早良区大会の2日目を終え、僕は日曜日を1日オフにした。
それは緊張した子供たちの心と体を休めることと、もう一つ目的があった。
中学のあるカップ戦の最終日が近くの高校で行われる予定になっていて、僕はそれを観に行こうと思っていたからだ。
普段気にはなっていても試合日程が重なり滅多に観にいけないOBたちの試合。
その日はたまたまうちのOBたちが通う3つの中学が同じ会場だったのだ。
久しぶりに見れる教え子たちの姿がとても楽しみだった。
だが少し不安もあった。今まで僕が観に行って、結果が良かったことが殆どない。
多分ミニバス時代の怖いイメージが抜けないのか、いいプレイを見せないとと力むのか・・・OBを緊張させてしまうのだ。
ここだけの話し(ここで書いたら全てに知れ渡るが)絶対負けられない試合にはなるだけ行かない(行っても柱の陰から観る)ようにしていた。
だが、この試合は新チームになったばかりのカップ戦、堂々と観に行ける!
会場に行ってみると、6年生たちも来ていた。
せっかく休みをあげたのに結局バスケか・・・
考えることが俺と一緒だな~と感じる。σ(^_^;)
そんな中、最初の試合が始まった。
保護者席に座って観るのだが、やはりどうしても指導者目線で観てしまう。
リラックスして楽しく観戦するどころか、ただ観るというのは結構疲れる。
声を出して一緒に戦う方が僕にとってはずっと楽かもしれない。(><;)
それでも結局、午前中から夕方まで居て、計4試合を観た。
バスケットプレイヤーとしての成長は、それぞれレベルが異なっているが、懐かしいあいつ等(敢えてそう言います)の顔が見れて本当に嬉しかった。
何より、こうやって皆がずっとバスケを続けてくれていることが。
ミニバスとシューティングスターズ、そしてコーチや僕に出会ってなお、バスケが好きでいてくれること。
僕が行くといつもより必死で頑張ってます!と言ってもらえること。(きっと僕を気遣って言ってくれてるんでしょうね!)
それに会場に行くと、自分のチームではなかった子たちや保護者の方まで僕を見て挨拶をしてくれること。
そんな清々しい体育館の空気が本当に嬉しい。
改めて、これからもミニバス指導者として頑張ろうと思った。
もっともっと自己成長してバスケを通して正しい価値観を伝えられる指導者になりたいと。
スポーツ、人の繋がり、若者たち、そして信頼に感謝。