2011年の感謝を込めて | kantoku's ブログ

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バスケと子供たちを愛する人たちへ

2011年が終わろうとしています。


今年は日本にとって決して忘れることのできない年になりました。

映像から飛び込んできたあの惨劇は今も目に焼き付いています。


まだまだ復興と言うには程遠い現状ではありますが、今を生きる我々が力を合わせて頑張って行けば、必ずや明るい未来を作り出すことができる。

そう信じて止まない今日この頃です。


我がシューティングスターズにとっても、今年は激動の年でした。


震災の影響で全国大会が中止となり、子供たちの「夢」が一瞬消えかけたかに思えましたが、多くの方々の支援とご協力のお陰でチャリティ大会が開催でき、子供たちの笑顔と被災地の皆さんへの支援(義捐金という形で)を達成することができました。


夢を諦めず、みんなで思いをひとつにして頑張れば、奇跡だって起こせる。

そんな感動を経験させてもらいました。


そして今期、先輩たちが立てなかった全国の舞台を目指して、夢を諦めず必死に努力を続けた後輩たちがもうひとつの奇跡を見せてくれました。


もちろん、その過程でOBを含む多くの方々からの支援がありました。

「去年の子たちの分まで頑張れよ!」と、たくさんのエールも頂きました。

そのパワーが子供たちと僕らを後押ししてくれたのだと思っています。


この1年を通して、人の温かさや優しさ、そして思いやり、それが集結した時の大きなパワーを知りました。そして、それを真摯に受け止め必死に努力することの大切さ、何事にも不可能なんてない!やればできる!ということにも改めて気付きました。


僕ら指導者はそんな価値観を子供たちに伝えるためにミニバスに携わっていて、喜び、悲しみ、感動の涙を通して、あのきらきら輝く原石たちを、明るい未来に導かなければならない。


その明るい未来で、立派な大人になった彼らが、その価値観を次の原石たちに語り継いでもらわなきゃならないから!

それが日本の未来なのです。


そのために僕は微力ながら、気力の続く限り、このミニバスを続けます。

そして、大切なその価値観を子供たち(自チームに限らず)に伝え続けていきます。


そうお約束して今年のkantoku'sブログの最後のご挨拶にさせて頂きます。


いつもチームを支援してくれる多くの皆さま、本当に感謝しております。


良いお年を。