ミニバスを本気でやることの「目的」と「目標」をチーム全員が明確に共有できたならば、次は技術論に入ります。
まずは③ファンダメンタルです。
何事においてもそうですが、最も大切なものは基礎です。
バスケにおいては、まず走れること止まれること飛べること。
ダラダラと長く走れても意味はありません。
スピードとスタミナ、そしてバランス感覚を養います。
走り方や細かいスタンスにも徹底的に拘ってやります。
次に④オルタネィティブ、選択肢を増やすこと。
今年の月バス6月号でお話ししたことですが、僕のバスケ理論の根底にあるのは、「状況判断」と「選択」、そして「決断」と「実行」というキーワードです。
これはバスケに限らず、人生において僕が最も大切にしていることで、この4つがきちんと出来れば、仕事も人間関係もうまくいくと思っています。
・ 今、どういう状況に直面していて、これから何が起ころうとしているのか。
・ それを的確に判断、予測して、どう対処するのかを瞬時に選択する。
・ 選択したら、やるか、やらないかを決断する。
・ やると決めたら、徹底的にやる(実行する)!簡単に諦めない!やり続ける。
バスケで一流になる選手は、それがかなりのレベルで正しくできているのだと思います。
もちろん、常にその正しい判断ができるように練習で訓練していきます。
③、④がかなりのレベルで備わった選手たちと⑤ストラテジー(戦略、戦術)を練って試合に臨みます。
相手の特徴、強み、弱みを分析して、どのオフェンス、どのディフェンス形態をとるのか、徹底的にゲームプランを考えます。
もちろん、監督、コーチだけで考えるのではありません。
4つのキーワードをかなりのレベルで出来るようになった選手たちと共に考えて行くのです。
たしかにレベルにはよりますが、僕は「脳力」が「能力」を上回ると思います。
①~⑤までのプロセス、これが僕のチーム作りの拘りなのです。
次回、①から更に掘り下げてお話していきます。
では。
明日から長崎遠征に行ってきます。
なので、アップはできません。
ごめんなさい!(^o^;)