数年前から始めている生活習慣がある。
それは「長風呂」である。
もうすこし格好良く言うと「半身浴」である。

幼い頃、「おじいちゃん子」だったこともあり、
お風呂と言えば、
「熱い風呂にサッと短く入る」のが習慣だった。
中学生くらいから、夏バテが顕著になり、
8月の後半になると汗は止まらず、食欲も全くなし。
冬は冬で毎年のように風邪をひき、
学校を欠席しない年はなかった。

夏は嫌いだった。

結婚し、子どもが生まれた。
三食定期的に食事し、タバコも止めた。
先日書いたとおり、
晩酌で、ほぼ毎晩、缶ビールを一缶。
体重はどんどん増加していった。

第二子が誕生することになり、
体調管理に気を付けるようになった。
体重減を目標に、ランニングを始めた。

ランニングを始めると同時に、
毎日の運動習慣や生活習慣を見直した。
そこに、「半身浴」があった。
40℃くらいのぬるめのお風呂に30分程度、
比較的長い時間、入浴する。
夏場でもそうすることで、
体内(内臓)から熱さに慣れることで、
逆に夏バテしなくなると言う。
また、カラダをじっくり・ゆっくり温めるので、
冬場は風邪をひきにくくなると言う。

風呂場に新聞や雑誌を持ち込み、
情報を収集したり、考えたりすることで、
思慮深く行動できるようになる。
体調も良くなり、頭もスッキリ。
ストレスが減り始めた。
減ったと言うより、コントロールできるようになってきた。

休日などは、ランニングしたり、散歩したりした後、
朝風呂で長湯する。
昨日は、きれいな装丁で濡れたりするのが躊躇われたが、
「雑誌とは、読み込んでナンボ。キレイに保存するものではない。」
という信念のもと、
「数学セミナー」を風呂で読んだ。
難しくてわからないところも多々あったが、
学生時代から、雑誌「数学セミナー」は好きだった。

半身浴で数学セミナーを読む。
これをこらからの生活習慣にしようと思います。
お薦めです。