最近、眠れなくなると深酒をしてしまう。
一時期行っていた朝のマラソンもできなくなった。
体調不良の悪循環。
朝のジョギングは、カラダと「心」にいい。
そうできなくって、痛切にそれを感じる。
カラダにどうしようもないものがたまっていく感じがする。

ついこの間、「四十にして惑わず!」
と書いたばかりのような気がするが、
この1ヶ月くらいは、全く別の状況だ。
2,3年前、ベテランの先輩に、
「正直、君の働きぶりは、期待はずれだ」
と酔って言われた一言を思い出しては、
肥大化しつつある猜疑心にさいなまされている。

「他人に良く思われたい」という気持ちは誰でも持つものだろう。
しかし、ときおり神経症みたいになる僕は、
「いま、自分はあの人にどう見えているだろうか?」
ということが気になって気になって仕方ない、となることがある。
神経質なんだな。
僕にはそういう一面があるんだな。
最近は、言葉が出てこないときがある。
「吃音」とか「どもり」というのは、
僕には関係がないと思っていたが、
最近は、どもるというか、言葉を咬むことが非常に多くなった。
「これは、病気だな。」
心の病気。

今日の休日も、
小さな自尊心を満足させるようなことがある一方で、
まったく仕事が手につかない。
いつも年末や学期末はこんな感じだ。
毎年、春には心機一転、
「今年はひと味違う自分になろう。」
と新鮮な気分ではじめるが、それが1年間、
全うされた試しがない。
ダメな、数学教師だ。

妙な神経質さを捨て去りたい、削ぎ落としたい。
どもりもなおしたい。
これは本来の自分では、ない。
何かを変えなければ、根本的に。