「博士の愛した数式」は映画よりも原作である小説の方が、
ロマンチックだと思っています。
もちろん、映画の主演の方などの魅力も素晴らしいのですが、
小説の最後の数ページは、涙があふれてきます。

「師走」とはよく言ったもので、
本当に倒れそうなくらい忙しいです。
「それでも、ブログ書く暇があるじゃないか!」
とツッコミが入りそうですが、
この「ブログを書く」という行為が、
私にとって、ストレス解消となっています。

どれくらい忙しいかというと、
気がつくと、水分も食事もとらないうちに、
放課後になっているくらい忙しいです。
でも、「忙しい」という字は「心」を「亡くす」と書くので、
「忙しい」と1つ言うたびに、心が荒んでいく、という話を
聞いたことがあるので、なるべく言わないようにしています。
とにかく、何も考えずに、
1つ1つのことを確実に誠実にこなしていけば、
この激務は通り過ぎていきます。
事実、もう激務の峠は過ぎました。

先日は、ノーベル賞の授賞式でした。
あのノーベル賞に輝いた、素粒子の話を聞くと、
心がドキドキするのは、
やはり物理学を志したことが時期があったからでしょう。
小林・益川両氏出身の名古屋大のゼミの映像が流れましたが、
ああいう光景はいいですね。
あらためて、理論の前に人は平等だな、と認識しました。

もう一度、自分が物理でなく数学を選んだことを思いだし、
自分の中の数学を、大事にすることを確認しました。
ちょうど、月刊「数学セミナー」が届きました。
いま自分が研究できて、後世にバトンを受け渡していける数学。

「自分の中の数学」
良い言葉だなあ。(///∇//)
自分の中の数学を探す旅。