本来このブログは、
日々の数学の授業について書き連ねるはずだったが、
気がついてみると、
思い出話とかいまの世の中についてとか、
随想的なことが多くなってきたの軌道修正します。

(1)教え子達
かつて僕が担任した生徒たちが、
教育実習生となって戻ってきています。
先日、ある1人の実習生の授業を覗きに行きました。
すぐに済まさなければならない雑件があったので、
それを済ましてから行くと、
授業は残り10分しかありませんでした。
そーっと、教室に入ったつもりでしたが。
途中から、見慣れない先生(巨体)が入ってくると、
教室の空気は変わりますよね。
ちょっと空気が固くなったような気がしました。
やはり、授業は起承転結もあるし、
最初から最後まで見ないと、批評できないですね。
今度は頭から見学しよう。
他の実習生の授業も、抜き打ちで観に行こう。
数学に限らないで。

(2)2学期が始まって
中1の授業は、代数は「1次方程式」、
幾何は「平面図形の証明」となりました。
かなり数学っぽくなりました。
方程式は、最初、関門がありますよね?
移項とか、形式操作だと思えてしまえば楽になりますが、
そう思えない子や自宅学習をしない生徒と
要領を得た生徒との差が、…。
ほんと気の毒です。
幾何の「証明」。
僕はこれが教えたくて、中学の教員を目指したところもあるので、
張り切って、「ユークリッド幾何と言って、…」
なんて話していますが、
生徒の答えを聞いてみると、チンプンカンプン。
そういえば、指導要領では中2に割り当てられている図形の証明。
彼の発達段階にはまだ早い?
彼の理解の具合を見て、進めていこうと思いました。

本日はこれまで。