先日、息子の通うサッカー教室で
「夏休みのスペシャル練習会」がありました。
私も都合が合ったので、見学に行きました。
この暑いのに、子どもも保護者も熱心なこと。
子どものプレーをビデオ撮影し、すぐさまチェックし、
アドバイスをしている保護者もいらっしゃいました。
約1時間のプログラムを数日だけの集中トレーニング。

私も部活動でサッカーをしていましたので、
熱くなる気持ちもトレーニングの意図などもわかります。
素晴らしいですね。
何がって、まず練習メニューが。
「技術を育む。個人を育てる。」と方針を書いたプログラム。
そうですよ、「個の育成」。
どんなに我慢させて、大人受けする集団をつくっても、
それでは創造的な社会は生まれない。
1人ひとりの技術と心を育てること。
クラスの中の、1人ひとりを育てること。
それが教育。
ああ、話がそれました。

素晴らしいのは、指導者の姿勢も。
目線を合わせ、指示は短く。
実際にプレーさせて、具体的な注意。
声の掛けかもタイムリー。
あれはテンションもあがる。
「楽しいだろうなあ。」

環境もいいです。
最近、郊外に増えてきたフットサル場を短時間借り切って実施。
スタッフも複数。
人工芝グランドは転んでも痛くないし、
服も汚れないからお母さんも安心。

数学の指導に通ずるものがあります。
「Make your Move」ならぬ
「Make your mathemathical Creativity」
個を育てること。
文部官僚の言葉のリフレインで荒れた心に、一服の清涼剤。
やはり、現場には現場の知がある。
そう、「現場の知」。
それを思い知れ、文部官僚。