7月も終わり、数学教師もいよいよ夏休みとなった。
思えば7月は忙しかった。
期末テストの採点・評価、林間学校(登山)、補習。
夏休みになると、クラブの指導、
大会引率、そして大会の役員(審判など)。
大会も終わり、そして季節は夏、真っ盛り。
学校の方針に従い、この八月上旬はクラブ活動は自粛。
やっと夏休みである。

さっそくわが子たちとプールに行ったり、
また夜は家庭で花火をしたり、そのあとはカブトムシを捕りに。
昼間、目をつけていたポイントで
早々にカブトムシをつがいでゲット。
息子もご満悦。

さて、今後であるが、
久しぶりに研修として日数教(郡山大会)に参加することにした。
いつかこのブログに書いたが、
もともとは教師の傍ら、研究も続けるつもりだった。
しかしながらクラブ指導など、
教師の仕事は多岐に渡り、多忙極まりない。
もし、すべてを手抜きせずに生真面目にこなしていたら、
多分、過労死する。言い過ぎかもしれないが…。

話は戻って、
今回は同じ教員仲間が研究に励んでいる様子を見て、
自分の研鑽に渇を入れに行こうと思います。
いま、要項を確認していますが、
聞きたい研究・テーマが多すぎて。
また中学部会と高校部会が別会場というのが痛い。
最近は公立でも中高一貫校が増えてきたのだから、
できるだけ同じ会場で研究発表して欲しい。

もう1人一緒に行く方からは、
「ロベルトさんは中学生の担当だから、中学部会ね。」
といわれているが、どちらかというと高校数学カリキュラムの方が気になる。
それは本校でも、大学入試&高校数学のカリキュラムは第一の検討課題なので。
しかし一方で、新学習指導要領についての分析も、立場として聞かねば。

個人的には、「生徒の学習の評価」についての研究が聞きたい。
評価といっても統計的推測はボツ。つまりノーサンキュー。
たとえ解釈学的な見解として意見が割れたとしても、
生徒の理解をどう評価するか、ということを研究している人、いないかな。
あとは中学&高校での幾何というか図形の指導法かな。

クラブ活動では勝ったり負けたり、と自分の指導などの積み上げが、
試合の結果としてすぐに表れるので、面白し、
勝ったら、生徒もそうだが、楽しい。
一方、数学の授業は日常。
気がつくと、週末のクラブの試合のことばかり考えてしまう自分がいる。
部活動も勉強も両立。
生徒にそういっているのだから、数学の授業の力量ももっと上げないと。
さあ、わずか3日間。
数学のことばかり考えて、スキルアップと今後の研究生活の展望を開きに行こう。