ボジョレー・ヌーボーの解禁迫る。 | トゥ・ル・モンド~マスターのひとりごと~

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『トゥ・ル・モンド』という学生マンションで、学生さん達のお世話をしながら、毎日忙しく暮らしているマスターが、みんなに迷惑がられるやら呆れられるやら、そんなことはお構いなしに行う、ひきがたりライブ。そんな、マスターのひとりごとを掲載したページです。

15日に ボジョレーヌーボーワインの解禁日です。


世界に先駆けて日本で解禁を迎えるという、今年の新酒ですが・・・。


お味は、やはり・・・・今年のワイン・・・という感じでしょうね。



以前、フランス人でかみさんの友人が 


『なぜ、ボジョレーヌーボーはそんなに日本で人気があるんだろう?』


と、聞いてきたそうです。


『フランスはお膝元だから、当然飲むんでしょ?』


と、聞き返したら


『ボジョレーヌーボーを飲むフランス人なんて、ほとんどいないよ。

今年出来たばっかりの、若いワインを飲もうなんて、ブドウ作りの職人か、ワインセラーの取引先ぐらい。

今年の出来はどうか、確認するだけだと思う。

お金払ってまで、美味しくないワインは飲まないだろ?』


って、言われちゃったそうです・・・。


ボジョレーヌーボーの 7割が日本で消費されると聞きました。


日本人はイベント好きだからね。


ボジョレーヌーボーの解禁ってことで、ワインの需要を増やそうってことだね。



そういえば、バレンタインデーのチョコレートも、日本から始まった習慣。


神戸にあるチョコレートメーカーが、チョコレートが売れるように考え出したことらしいからね。


あったまいいね。



とにかく、ぼくらも ワインの輸入業者の手の上で転がされながら、今年も

ボジョレーヌーボーを飲んでしまうのでしょう。


味見と称して、ただ飲みたいだけなんだけど。