日本を代表するSF小説「銀河英雄伝説(田中芳樹著)」の主人公、ヤン・ウェンリーは、
「人類は五千年前にも酒を飲んでいた、五千年後も酒を飲んでいるだろう。人類に五千年後が有ればだけど」
と述べています。
古今東西、老若男女を問わず、酒については様々な逸話、名言・迷言があります。おそらく皆様も、酒については様々な思い出をお持ちではないでしょうか?今日はそんなお酒についての本のご紹介。
- 酒の本棚・酒の寓話―バッカスとミューズからの贈りもの (1983年) (サントリー博物館文庫〈7〉)/中村 保男
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この中に収められた「ウィスキーの起源-推論」というエッセイは、ウィスキー好きなら、ぜひ呼んでいただきたいと思います。著者はイギリスの作家、コリン・ウィルソンです。
ある日、コリン・ウィルソンのもとに一通の手紙が届きます。その手紙には、ウィスキーの発明に関する12世紀の原稿がある、と記されていました。酒について多くのエッセイを書いているコリン・ウィルソンは、興味を持ち、その手紙の主であるダン・レドヤード2世を訪れます。その原稿は極めて驚くべき内容でした。ウィスキーの起源には、マルコ・ポーロが持ち帰った、「ジパングの酒」が深く関わっていた、というのです。
もちろん推論ですから、歴史学的に認められたわけではありません。しかし、ウィスキーの起源に日本酒が関わっている、しかもそれをイギリス人のコリン・ウィルソンが発表している、というのがなんとも嬉しい話です。
ウィスキー好きの方はぜひ、お読みください。