退院を数日後に控え自宅でのリハビリや療養を見据える中で重要なのが食事だ。

今 現状の腎臓機能と各数値を維持し最大限に活用しながらなんとか透析は免れたい。


病院食はカロリーや栄養、患者の病状に合わせて献立が作られているが自宅ではハードルが高い。

退院前に妻の要望もあり栄養士さんのミーティングによるアドバイスをいただけることとなった。


毎日の食事は自分でも作るが自分で作るとどうしても自分に甘くなる。腎不全と糖尿病 1日の摂取カロリーを管理しつつ入院中の体力を回復しなければいけないため第三者、妻のチェックは欠かせない。


質の良いタンパク質で身体を動かし、手術での輸血を自分の血にしていくため血を作る食材を選びながら リンとカリウムと塩分を抑えなければならない。人間の身体の血は約120日で全部入れ替わるらしい。新しい健康な血液を作り出す事は心臓だけでなく、身体全体として重要なポイントだ。


体重などにより1日の目標値は変わるが私の場合、カロリー1800kcal タンパク質40g 塩分6g リン700〜800mg カリウム1500mg以下に抑え 水分はしっかり1.5l〜2l 摂るようにしたいところだ。自然食、無添加大好きな妻がメモをとりながら説明を受けている。


含有量の表示されている食材のしおりや調理方法のアドバイスもいただいたが、都合の良い食材が選びが難しくメニューも乏しくなってしまう。あちらを抑えればこちらがはみ出るような感じだ。ストレスで食欲がなくなってしまえば血も作れないし体力も回復しない。他の栄養素やビタミンもバランス良くとなると… 一回の食事であまり神経質にならず1日トータルで考えるといいですよと言っていただいたが、いやはや栄養士さん 病院食 尊敬いたします。