自己満腐向け小説 -6ページ目

自己満腐向け小説

腐向け小説、そうでない小説…とにかく同人小説書いてます。

今日は日曜。跡部と仁王は久しぶりのデートをしていた。

場所は東京某所。仁王の希望によりそうなった。神奈川でデートすれば、知り合いに会うから恥ずかしいという理由だ。


「のう、跡部。これどうじゃ?」

仁王が黒いジャケットを見せながら、跡部に聞く。相変わらずの無表情で聞いてくるのだがかわいい。


「あーん?似合うと思うぜ」


と答える。だが仁王は不満そうな顔をして答える。

「お前さんが着るって意味で聞いたんじゃが…」


「そうか…悪かったな。俺様には地味すぎじゃねぇか?」

と答えると仁王は眉を潜めた。そして服を戻すと出口の方へと向かった。

跡部は仁王の跡を追うように走って店を出る。


「もういいのか?」

と聞くと仁王はこっちを見ずに、答える。

「ああ」

「そうか…もう昼だな。俺のおすすめの店を予約してある。行くぞ!」

自分の腕時計を確認すると11時35分だった。なので、1週間前から予約しておいた店へ向かう。

その間、仁王は辺りをキョロキョロしながら写メを撮ったり誰かとメールしたりしている。
デートだというのに、跡部と会話する素振りは見られない。跡部は若干怒りを覚えたが、仁王の無邪気な様子を見るとそんなものはすぐに忘れた。


「着いたぞ」

徒歩30分ぐらいで着いた。イタリア料理の店だ。跡部はここのボロネーゼがおすすめだった。

仁王は無言のまま店に入る。跡部も続けて入る。

そして店員に予約の旨を伝えてから席につく。そして席の近くを通りかかった店員に注文をする。

「ボロネーゼを2つ。あとはエスプレッソを2つだ」

「かしこまりました」

注文を受けた店員は去っていく。それを仁王が寂しげに見つめていた。

跡部はそんな仁王を見て不思議に思い聞いてみた。

「どうかしたのか?」

「別に…」

明らかに怒っている時の反応だった。さすがの跡部も動揺する。


「やはり、何かあったんだな?俺様にペテンは通用しねぇからな」

と仁王に言うと、心底嫌そうな顔をした仁王は答えた。


「お前さんは人の気持ちが分かっとらん…ちゅうのが今日でよう分かったぜよ…プリ」


意味が理解できずに固まったままの跡部に仁王は言う。

「まぁ、そこも……悪くはないこともないこともないけどな」



ーーそんな君も悪くない


††††††††††

初の跡仁!
いかがでしたでしょうか??

ACORN様からのリクエストでした!

リクエストありがとうございましたm(_ _)m