練習帰りに黒子はマジバによるため街を歩いていた。すると前方から見覚えのある顔が歩いてきた。
「あっれ~?黒子じゃん!」
「高尾くん…」
どうせ黒子がマジバによることを知っていて、待ち伏せていたのだろう。白々しく話しかけてくる。
「てか、こんなとこで会うなんて運命なのだよ。なんつって~♪」
そもそも、黒子は普段誰にも気付かれないのだが、高尾にはすぐに見つかるのだ。それは高尾が鷹の目を持っているからだろう。
「…あ、火神くん」
「無視すんなって、真ちゃんだ!」
二人揃って相方を見つける。そして、高尾がこちらを見てくる。
「じゃあ僕が二人にメール送りますね。高尾くんはカメラの用意を」
「おっけ~。任せろ~」
そして、黒子は火神と緑間にメールを送る。一旦自分のアドレスを変更して内容もそれっぽいので、若干、迷惑メールのようだ。
『今すぐ近くのマジバに入れ。逆らえば、お前らの大切な相方が、どうなるかわからない。(黒子と高尾が縄に縛られているという合成写真付)』
という感じの内容だ。
「いいね~!黒子マジさいこー!」
高尾からは大絶賛だ。よかった。
そして、見事作戦にはまった二人はマジバに入っていく。そして、お互いに気付き人が多いため、相席する。
「火神くん、緑間くん…!」
「~っ!し、真ちゃんっ!」
笑いが堪えきれず吹き出す。そして、少し経ったときに火神からメールがくる。
『おい、てめぇ。黒子と鷹尾をどうするつもりだ?』
「鷹尾って~!字間違えてんじゃん!高尾和成ですよ~」
「ひっ…必死すぎて、もう」
更に笑いがこみ上げる。火神の必死な文面がドッキリを仕掛けている自分たちからすれば、笑いを引き出す道具にしかならない。
続けて、緑間からメールがきた。
『おい。高尾は俺の下僕なのだよ。早く何がもくて』
「み、緑間くん最後まで打って…っ」
「俺は、下僕なのか~っ」
二人とも笑いが限界値に達してネタばらしをすることにした。
『火神くん、緑間くん。今までお付き合いありがとうございました。またの機会をお待ちください。By黒子&高尾』
「黒子マジさいこーっ」
「高尾くんも写メお疲れ様です」
すると、火神からメールがきた。
『どういうことだ』
それに対して黒子は
『黄瀬くんによるイタズラです』と返した。
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ありがとうございました!