「あー、腹へったなー」
「さっき食べたじゃろ?我慢しんしゃい」
「いや、あんなの食べたうちに入らねぇよぃ」
「あんまりあげると俺が真田に怒られるぜよ」
「いーだろぃ?少しならバレねぇって!」
と可愛く丸井ブン太にねだられた仁王は渋々チョコを分ける。
はぁ、またあげてしもうた…何でこんなに可愛いんじゃ…
「サンキュー!仁王!」
「あ…ああ」
こんなに笑って…可愛いのう
そんな感じで和やかにブン太を見ていた仁王はふと気配に気付く。ブン太はあげた板チョコを丸かじりしている。
いつ見てもすごい執念だ。
そんなことを思いながら振り向くと、青筋をピクピクさせながら腕を組んで仁王立ちしている真田弦一郎がいた。仁王は言い訳を考え、口を開いたがあまりの恐怖に声が出ない。なぜそんなに怖いのかというと…
ブン太にはいまだに気付く気配がないからである。
あ、開いた口が塞がらないとはこの事ナリ
心の中で呟いた。
「おい、仁王。これはどういうことだ?説明してみろ」
「あー…ぬぅん、すまんぜよ!俺は止めたなり!」
「あっ!さっ、真田!?いつからいたんだよぃ?」
ようやく気づいたブン太も怯える。
「言い訳するなど、たるんどるっ!それと、丸井!お前は1週間お菓子禁止だ!」
「プリ…」
「えっ!お菓子禁止って、部活でも?」
「無論、部活でもだ」
「そんな…助けてくれよぃ!仁王!」
可愛い顔で見られて仁王は仕方なく
「まぁまぁ、真田。落ちつきんしゃい。せめて3日はダメかのう?」
「3日?ぬるいわっ!」
「…真田?幸村にあの事言ってもええんかの?」
と仁王が耳元で囁くと、真田は首を横に振り
「今回は3日で許してやろう」
と言った。そして、そそくさとその場を去った。
「やりぃ!なぁ、仁王ー何て言ったんだ?」
「プピーナ」
はい、初めまして!
読んでくださってありがとうございますm(_ _)m
くそな妄想が…
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m