極悪ツアー 広島公演 @ QUEST 

1985年11月24日 日曜日 

 

極悪ツアーも佳境に入り、いよいよお目当てのモブズの登場。
 
モブズだが、
笑福亭鶴瓶を一気にスターダムへ押し上げた「突然ガバチョ!」(略称「とつガバ」)という伝説の人気番組があったのだが、これにメンバーが「トサカの三兄弟」としてよく出演していたので、パンクを知らない一般人にもかなり知名度が高かった。
X JAPANもたけしの元気が出るテレビに「火吹きメタル」として色物出演しており、知名度を上げるためにはこういったTV出演はありの時代であった。
なんでも、円広志のスタジオの常連だったためTV業界人の目に留まり、TV出演することになったそうだ。
当時の様子はYOUTUBEに色々とあるので、見てください。
 
さて、本題に戻ろう。
モブスの演奏が始まった直後、あまりのカッコよさに、気がついたら最前列に飛び出していた。
演奏技術やパフォーマンスも段違で、広島のバンドの2枚も3枚もレベルが高い。
QUESTは前も後ろもないぐらい狭いライブハウスだが、さすがに眼前で憧れのバンド演奏が見られるのはシビれる。
最後の曲はNo More Hiroで、物凄い雄叫びでの大合唱! そりゃもう凄かった。
怖いので躊躇していたが、見にきてほんとうによかったと大満足。
はしゃぎすぎて、汗ダラダラ、Tシャツボロボロ、頭フラフラ。
 
酸欠になりそうだったので、急いで階段上がって外に出た。
ほんとうに疲れてしまい、道に座ってへたれこんでいた。
 
ところが
そんなところに、あの人はやってきた・・・