どうも、きいとんです。
久しぶりになりましたが、結婚生活はゆっくりと進んでいます。
ちなみに、先月に、娘が生まれました。
ずっと独りで生きていくと思ってた自分が間違っても親になるなんて、結婚するまで考えてみたことすらなかったのですが、気が付いたらなってしまいました。
それで、これを機に、きいとんの半生を、今一度振り返ってみようと思いました。
10代まで・・・中の上程度の成績で、スポーツその他は全く出来ず。意外と仲の良い女の子は多かった気がしたが、付き合うとかそんな流れには一切ならなかった。
10代・・・ちょっと良かった成績も中の中まで落ち、それでも申し訳程度に勉学に励むことで並みの学校には進学した。友人、特に女友達は年齢が上がるにつれ減っていき、10代後半では女性の知り合いはほぼゼロ、友人もほんの数人、基本的に一人で家でゲームするだけ、という生活となった。
20代・・・いわゆる氷河期、就職に苦労したが、何とか地味な事務職に引っ掛かり、基本的に誰とも話さなくても済むような仕事に見事就職。これ幸いと、うるさい両親がいる実家を出た。会社の同期に女性もおり、淡い恋心やちょっとしたアクシデントのようなものもこのころはあったが、グズグズしているうちに女性はみなまもなく結婚し、不景気だったこともありそれから女性の採用がなく、職場の女性は全て既婚者、という状態になり職場での出会いが無くなる。この頃は、合コンなどは面倒だし女性に耐性がなく、恥ずかしくて行けなかった。この頃に、自分は一生一人で生きていくのだろうな、と薄々考えていた。
30代・・・仕事がそれなりに忙しくなり、自由な時間が無くなる。その合間に仕事でできた知り合いに数合わせ的に誘われ、合コンに行くことがわずかばかりにあっても、きいとんはほとんど何も話さず飲み食いするだけで何の発展もなく。35歳を超えるとそんなことにも誘われることがなくなり、更にそういう場から離れるにしたがって、知り合いも一人一人と結婚したこともあり疎遠になり、どんどん月日は過ぎていった。いわゆる友人は30代のうちにゼロとなった。30代後半ぐらいになると、金銭的にも余裕が出来てきたこともあり、一人で気ままに旅行するなど、新しい一人遊びを色々覚え、むしろ一人でいる生活が快適になってきた。周囲は嫁の対応の悪さや、自由の無さを良く語っていて、ああ、自分はこのまま一人でも全然いいな、と思っていた。
40代・・・必要なこと以外は一切話さず、毎日仕事に行き、家に帰ったらテレビとネット、連休は一人で旅行、という生活パターンが完全に出来上がっていたが、自由を楽しんでいた心に何か冷えを感じてきた。同年代の知り合いは全て既婚者になり、話すときの内容は「いい年して独身」ネタだけになっていた。アラフィフが次第に見えてくると、雪だるま式に一人である不安が増大し、更に親が急に倒れたりして、何かどんどん追い詰められている気になってくる。しかも、30代まではあんなに自由に楽しんでいた、仕事、ネット、旅行の黄金パターンに次第に飽きが来ていた。追い打ちをかけるように、体の衰えをはっきり感じるようになっていた。気が付けば、旅行の計画も、以前は多少無理しても行きたいところ全部詰め込んでいたが、次第に行程に無理がないよう、書き換えることが多くなってきていた。
そして、何かに追い詰められたきいとんは、本当にこれでいいのか、一生一人で生きていく覚悟が本当にあるのか、悩みに悩んだ結果・・・・・・オーネットの扉を叩くことになった・・・・・・
そしてその後は、ブログで書いたように、わずか数年でＴちゃんと結婚、そして、娘が生まれました。
きいとんの半生はこんな感じです。
あのままきいとんが一人でいたらどうなっていたか、それは分かりません。
本当に一人が好きだったので、今でもそれなりに楽しんでいたはず、と思います。といいますか、むしろ今より楽しんでると思います。
でも、別の道に来た私、きいとんは、全く不幸せかというと、そうでもないです。30代のころの結婚に対するイメージよりは、楽しんでいると思います。
そして、変な言い方ですが、「もし今、突然死ぬことになっても、それなりに満足な人生だったな、と思うだろうな。」と考えるようになりました。ちなみに以前は、「今、突然死んでも、後は人生楽しい事もそんなにないだろうし、別にいいや。」でした。
私は思います。
いずれ婚活は、40代でまずはしてみた方が良いです。
一人で生きていくことは、いつでもできますから。
婚活しないと、50歳になってから、間違いなく、後悔すると思います。
もし50歳になっても独身だったとしても、
「50歳で独身だけど、これで良かった」
と心から思えるよう、40代でまずは一度真剣に婚活をした方が良いと思います。