正確に文字変換できませんが、標記番組、(6/11BS12トュエルビ3:00-3:30)に
村松友視先生登場。
この番組は新刊案内中心かと思えば、挙げられたのは「猪木VSアリ」について書かれた書籍
「私、プロレスの味方です」が刊行されたのは、もう40年前になりますか。
当時、朝日新聞の広告に新刊掲載された日に買いに行ったのを思い出します。
その後、下記2冊(プロレス3部作と言われていました。)とアントニオ猪木評伝を書き下ろした後に
プロレス断筆宣言(どのように宣言したのか記憶があいまいですが)を経て、「猪木VSアリ戦」について思っていた事をなにも書き残せていない」として書き起こされたものだそうです。
触れられてはいませんでしたが、その前に「サンデー毎日」?でだったか「力道山がいた」でプロレス関係の執筆をされていたのではないかと思います。
水道橋博士も語っていた通り、「私。プロレスの味方です。」は、プロレス・ファンにとって画期的な書物でした。
後に直木賞をとられましたが、まだ当時は無名の方。
最初の版(情報センター出版局:センチュリープレス1986年6月)は絶版だと思いますが、直ぐに文庫版(角川文庫)になったようです。(これも絶版?)その後3部作合本としてちくま文庫で刊行されているようです。(品切れ?新版で入手可能?)2003年11月には「私-」が新風舎文庫として復刊されているようです。他の2冊は未確認です。
角川文庫版(1981年11月)
角川文庫版(1982年6月)(情報センター出版局版は1980年11月)
角川文庫版(1983年7月)
上記の元版(情報センター出版局)(1981年7月)
ちくま文庫版(1984年8月)
新風舎文庫版は画像ありません。
上記の3部作、私は使い方はよくわかりませんが 国立国会図書館デジタルで閲覧可能のようです。
「私ー」では、いままで良い意味で使われていなかった「過激」を誉め言葉に変えたと番組内で紹介されました。
第2弾、第3段と刊行されるにつれて衝撃度は低下してきました。
私的には「当然ー」の巻末「猪木VS村松対談」の中での「猪木VSウイリー戦」の発言については憤慨したものでした。
しかし、その後の黒崎氏とかの発言を読んで、考えを直しましたが。
番組のなかで、水道橋博士氏が、前田日明氏の反発を紹介(プロレス外部の者の評価を猪木氏が受け入れ手しまった事)。
新間氏も「村松氏ならば どう思うかという事を意識するようになった」という事をどこかで語られてたと思います。(典拠未確認)
プロレスファンのひとつの見方を披露しただけでなく、やるものに対しても影響を与えたという点でも画期的な書籍でした。
その後も下記のような対談本を刊行されています。
猪木氏が参議院議員に立候補した際の政権放送は2人の対談でした。
次の選挙も同じく対談を政権放送に使われたのではないでしょうか
(画像持っていますが、いつものごとく直ぐにでてきません。)