「蒼い空」、、、、


駅のホームから降り立って空を見上げて

一人 声を出した言葉。

3月の春晴れで雲一つない天気の良い日だったが

空の青さが異常に蒼く見えた。


それは20年たった今でも鮮明に覚えている。


一人暮らしのアパートに戻り 実家に帰路に着いた事を告げる電話をすると

「じいちゃん 死んだよ、、、」



晴天の霹靂


つい何時間か前に手を握って励ましてきたじいちゃんが死んだ、、。


やはりここ何日かの意識のない中でじいちゃんは

僕の事 待っていたんだ。そう思うと涙が止まらなかった。


すぐにトンボ帰りで実家に向かった。


死因はよくわからないままですが、、

(すいません この辺は不確かです)


家で寝ていたじいちゃんが突然真っ赤な顔をしてリビングにいたばあちゃんに助けを求めて 、、。

すぐに救急車で運ばれ近くの緊急病院へ搬送。

なんとか一命を取り留めて入院生活をしていたある日 夜中にトイレに行こうとベッドから落ちて頭部顔面を強打しそのまま脳神経外科へ。


そのまま何日か意識不明であの世へ行った。


確かそんないきさつで亡くなった大好きなじいちゃん。