久しぶりの投稿で話の前後が分からなくなり
前に下書き保存していたのを忘れていたので
ここで投稿。
しばらく休んでいたので詐欺的なメッセージも頂き
ましたが それも継続出来なかった私の責任なので
スミマセン。
では続きます。この前に投稿した話の一つ前のお話です。
父親の迎えで 祖父の大事に間に合った
まさに虫の息だった。
なんとか息があるうちに祖父の顔がみれて安堵はしたが 祖父には僕が認識できていなかったであろう。
「じいちゃん。じいちゃん」声をかけるが反応はない。かわりに手を握ると力強く握り返して来たことを今でもよく覚えている。
痩せ細り骨と皮だけにはなって祖父の手が僕の手を
まるで僕と認識してるかのように強く握り返してきた。
僕は祖父の手が大好きだった。
まさに「苦労人」の手だった。
幼い時に韓国から渡り 炭坑や豆腐屋 土方の現場仕事の長かった祖父の手は体に似合わずごつくて
大きな手だった。
台座が印鑑になっている趣味の悪い金指輪も大好きだった。
そういえばあの 指輪どこに行ったんだろう?
少しでも気に入らない事があれば大声をあげテーブルをひっくり返す 瞬間湯沸し器。朝鮮民族丸出しのあの頃の祖父の姿はそこにはなく、骨と皮だけで
息をしている祖父の姿は長い間見ていられなかった。
最後に祖父の痩せた手を握りしめ 病院を後にした。