池袋にある自由学園明日館講堂で行われた

貴公子たちの音楽会にお邪魔しました。








少し早めに到着するとリハーサルをやってました。



今日のピアノはYAMAHA

写真見にくくてごめんなさい。

高音が華やかなピアノでした。




ここからはレポートです。

所感は個人の感想です。

かなり長文です。

ネタバレもご了承ください。

(後日テレビ放映あり)





菊池亮太さんと石井琢磨さんの連弾

コンサートが始まりました。



♫レナード/キャンディード序曲

菊池さんの中低音のベースに琢磨さんのメロディが踊るような演奏。

心地よいベース音とキラキラの高音が

跳ねていました。




宮原さん

「パワフルでエレガントな演奏」

でした!!





宮原さん:

エリックサティの物語

音楽界の異端児と言われているサティ。

13才で音楽院に入学し20才まで在学したが、

退屈だという理由で退学した。




サティは

家具のような音楽を目指していた。

家具のようなとは日常にありふれたものの

例えだそうです。





半年間お付き合いをした女性に

毎日ラブレターを書いたのに、

一通も出すことはなく

全てピアノの上に置いてあったのを

後に発見されたそうです。





サティの奇行について、

出かける時にはポケットにハンマーを入れ

必ず傘を持ち歩いて

10kmの道のりを徒歩で通勤

したそうです。




奇行ってwww




琢磨さんの演奏




♫サティ/ピカデリー

少しゆっくり演奏がはじまり、ノッてくると

強めの打鍵に変わりました。

いつもよりダイナミックなピカデリー。




MC:宮原さん

石井さんにとってサティとは?



琢磨さん:

ノーブルなメロディが好きな作曲家です。



宮原さん:石井さんはTANZというタイトルの

CDを出されましたよね。



琢磨さん:

TANZはドイツ語で踊りを意味します。

舞曲を集めたら楽しんでもらえるんじゃないかなと思って選曲をしました。



宮原さん:サティは当時パリで流行した

カフェ・コンセールのために作曲し、

画家たちの間で大人気だった。

特にドカ、モネ、ロートレックなどの

有名な画家たちがサティの曲を好んでいました。



宮原さん:

題材をウィーンに移します。



石井さんはウィーンに住んでいらっしゃいますね。

京都の半分くらいの広さだそうです。

ウィーンはどんなところですか?



琢磨さん:

ウィーンの人は

ゆったり生きたい人が多いので、

電車が混んでいたら乗らない。

3本電車を見送ることも。

そのうちホームが混んでくるんです。




宮原さん:

ウィーンに行った時の印象は

人が親切でおおらか

お店でピアノの演奏が流れていても見ない。

ワインが有名で世界的にも珍しく

首都でワインを生産してる。





佐賀さん:

石井さんと先日レコーディング

をしました。

ディレクションが素晴らしかった!




琢磨さん:

お二人の印象は背が高い

昨日シークレットのスニーカー

を買いました。

今日は本番靴だから履けないw




琢磨さん演奏



♫ファリャ/火祭りの踊り

赤い照明に照らされて、

大きめの音で演奏が始まりました。

今日の火祭りは打鍵が強く

男前で切れ味がよかった!




♫グリュンフェルト/ウィーンの夜会

エレガントに演奏が始まると、

ためや間を感じるメリハリのある演奏に。

打鍵が強目で優雅さもある演奏

でした。



♫ニーノ・ロータ/愛のテーマ

琢磨さんがウィーンのストピで動画でも弾いていた

映画「ゴッドファーザー」で有名な曲。

琢磨さんの演奏と宮原さんの歌。

宮原さんの歌は力強いけど甘い

愛を感じる愛のテーマでした。



休憩



菊池さんの登場



♫サン=サスーン/白鳥アレンジ

流れるような演奏で

高音が柔らかくて優しい白鳥

アレンジでした。



佐賀さんの無茶振りコーナーw



ピレレ(その場で歌った)の

オーケストレーションを交えて



菊池さんの演奏:

ゴージャスで華やかなピレレw

アレンジに厚みがあって

オーケストラを感じる演奏

でした。



宮原さん:

すごいですー!!



佐賀さん:自分が演奏家になった気分です。

まだいいですか?


秋をテーマに



演奏中楽譜が頭に浮かぶんですか?



菊池さん:

楽譜は浮かばないです。

考えるより感じるんです。



佐賀さん:

小さい秋見つけた

赤とんぼ

もみじ

秋のアドリブをお願いします。



菊池さんの演奏


キラキラのアレンジで、

力強くなったり、

優しくなったり、

さまざまな秋の風景を感じる演奏。

ダイナミックなもみじ

が印象的でした。



宮原さん:

ピアノリサイタルのツアー中とのことですが、

どこを回る予定ですか?



菊池さん:

秋田、長野、群馬、東京です。



宮原さん:

ラフマニノフがお好きと聞きました。

ラフマニノフは身長が198.1cm

ラフマニノフの曲は

手が大きくないと弾けない。



菊池さん:

僕は手がちっちゃいんですよ!

手が大きく使う和音もありますが、

合理的にできていて、

手の小さい女性でも

工夫をすれば弾けます




菊池さんの演奏:

♫ラフマニノフ/パガニーニの主題による変奏曲

(菊池さんアレンジ)

キラキラの高音で始まった演奏、

優しい音色にうっとりでした。



ウォーキングベースの

リズムは心地よく

そこに合わさる高音は鍵盤から

光の粒がこぼれ落ちるような演奏

でした。

最後のオクターブグリッサンド

迫力がありました!




佐賀さん:

ラフマニノフの「春の流れ」を

テーマ曲にした京都の展覧会のテーマ曲を

レコーディングしました。



詩を朗読して、

春の流れ改め、

「新しい季節」



琢磨さんの演奏、



なんと、

ボーカリストのKenさん登場!!




Kenさんの声は優しく柔らかく

伸びのある高音が美しい

心に寄り添うようなお二人の演奏

でした。



宮原さん:

菊池さんと琢磨さんが初めて二人で演奏した

曲を弾いて頂きます。



♫ブラームス/ハンガリー舞曲 5番

落ち着いたリズムで始まった演奏は

息がぴったりでした!

二人が一緒に揺れる姿が

とても微笑ましかったですw



♫ブラームス/剣の舞

菊池さんの柔らかいベースに

ダイナミックな琢磨さんの

メロディが踊ってました。

最後の二人のポジションが入れ替わる

パフォーマンスももう

おなじみになりましたね!




アンコール:

♫シュトラウス/ラデツキー行進曲

会場も手拍子で全員参加。

会場全体の一体感がたまらなく、

これがとても楽しいんです!



最後の最後に小さなハプニング⁈

琢磨さんの蝶ネクタイが取れちゃいました!

熱演でしたもんねw



会場の外からの景色





会場の外に大きな木が一本ありました。

この木がハート♡でした。



楽しい楽しい

貴公子の音楽会は

あっという間に終演



佐賀さんのツイート





宮原さんのツイート



琢磨さんのツイート


Kenさんのツイート



菊池さんのツイート



共演者に合わせて

弾き方、音色を変えられる菊池さん。

すごいお方です。

お疲れ様でした!!!



今日も幸せ



長文レポートを最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

明日も笑顔がいっぱいの1日になりますように!