成人の日 | 鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病が快方に向かい、前向きに生きるために気付いたことなどを書いています。
鬱病、薬のこと、毒親、生い立ち、不登校など。
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年末年始がめちゃくちゃ忙しかったせいが、かなり久しぶりに本格的な風邪を引いてしまいましたガーン

考えてみたら、私は子供の頃から疲れやすくて風邪を引きやすい子でした。
今思うと、それはストレスだらけの家庭環境にいたための精神的な問題のせいだったのかなぁ…と思います。


それから考えると私は本当に健康になった!!
一年に一回風邪を引くか引かないかくらい身体が強くなったキラキラ



題名の成人式ですが、私が成人式の時は人生のドン底にいました。

高校1年で不登校になって、卒業後大学受験を目指しましたが、母親に受験費用や入学金などをマルチに注ぎ込まれ、大学に行けないことが事実として突き付けられた頃でした。

でも、その時は自分が悪いとしか思えなくて、自分の能力が足りないことや、母親の言いなりになれない自分を激しく責めてばかりでした。

なので、「二十歳おめでとう!」みたいなお祝いの雰囲気に自分はそぐわないと思って、成人式には参加しませんでした。
「こんな私の生きた証拠を残してもしょうがない」と、振袖の写真も残しませんでした。

写真に関してはマルチに注ぎ込まれたので、家にお金がなかったこともありますけど…


「なんで私みたいなのが生きてるの?」とか、「私なんて生きている意味がないから今すぐ死ななきゃならない」と、自己否定の嵐の中にいました。

また、本気で自殺をしようと、身辺整理をして遺書を書いていたのもこの頃です。


だから、祖父母や親戚の叔父叔母に「おめでとう」と言われても素直に受け取れなくて何を言われても上の空でしたし、逆に自分から嘘でも「ありがとう」と返すこともできないくらいの精神状態でした。


今さらですが、祖父母、叔父叔母に凄く失礼な態度を取ってしまったことを申し訳なく思っています。


その後数年して、両親と絶縁してから、本格的な鬱病になり(10代の頃からおかしかったのだと思いますが、不眠など具体的な症状が出たのがこの頃)、精神科に通院して今に至ります。


今、自分の20歳の頃を思い出して、客観的に文章にしてハッキリと「その時の私は正常でなかった」と思えるようになったので、本当に鬱病が良くなったんだなぁと思います。



私のブログを読んでくださっている方で、お子さんをお持ちの方は

「なんで自分の子供の、あきらかな異変に気付かないのか?」

なんて思われると思います。


私もこの記事を書きながら同じ事を思いました。


でも、答えは簡単です。


毒親だからです。


私の両親共に子供と向き合うことを徹底的にしませんでした。
向き合うことをしないにも関わらず、子供には自分の意見や意思を押し付けて、思い通り動かないと激しく怒るという感じでした。

子供への愛情は、自己愛の延長でしかなかったんだと思います。

特に母親は、私を下に見ていたので、自分より立場が上にならなければどうなっても良いと考えていたのでしょう。



自殺を思い止まったのは愛犬が私の異変を察知して、片時も私から離れなかったから。
それだけです。


今思うのは、


30代も半ばで、若さとか元気とかが少しずつ減ってきているのが分かるけど、


元気とか健康は今からでも手に入れられる!!


ってことです。


当たり前なんですけどね…


でも、死のうと思っていて、人生に絶望しか感じられない時は、もう2度と元気になることはない、健康になることはないと思っていました。

ずっと人生は灰色で、冷たくて、暗い物だと思っていました。



今は少しずつですが、人生に日が射してきた気がしています。

生まれて初めて人生に、微かですが、暖かさを感じることが出来ています。


生きるのは辛いことばかりじゃないんだって思うことが出来るようになりました。



まだ、具体的な目標とか考えることは出来ていませんが、でも、元気になれているんだって実感がある。

それだけで嬉しいです。