あやつり人形 | 鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病が快方に向かい、前向きに生きるために気付いたことなどを書いています。
鬱病、薬のこと、毒親、生い立ち、不登校など。
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毒親の子供に対する支配を、あやつり人形に例えている例をよく見かけます。

私の場合、そのあやつり人形の関係は絶縁してからも形を変えて続いています。

実家にいた頃は、成人し自我に目覚め、親に反抗しながらも、結果は親の顔色を伺い、最終的には言いなりになっていました。

そこを、力ずくで無理矢理家を飛び出し、段階を踏んで絶縁したのですが、

家を飛び出した当初は緊張から解き放たれた安堵があったのか、物凄い睡魔に襲われ一日のほとんどを寝て過ごしました。

しばらくしたら、夜眠れない日々がやってきました。

その後、夫の仕事の関係で遠方に引っ越し9割絶縁に成功したら、不眠に加え身体が重くダルい本格的な鬱病になりました。


親の支配が自分に及ぶことがなくなったら、あやつり人形の糸がふっつり切れてしまったみたいに、地べたに這いつくばって起きられなくなりました。

糸が切れただけではなく、親を裏切った罪悪感も私に重くのしかかりました。


今は自分で動くことを覚え、時間が解決してくれたのか罪悪感も大分薄れましたが、まだ、自分の人生を生きるビジョンを描くことができません。


私の場合は毒親にスポイルされていたので、真っ当な人生を歩まないように歩まないように妨害をされていました。

貧乏な底辺の生活を送るようにコントロールされていました。


今、ごくごく普通の生活を送っていますが、この先、自分がどうしたいのか全くわかりません。


人生に悲観して死にたい時は、死ぬことがある種のカタルシスで、死ぬことが希望でした。


でも今は何もない。


どん底に落ちた絶望とは違う、絶望です。


真っ白なんです。


でも、このまま何もないまま死にたくない!!

明日死ぬなんて、絶対に嫌だ!!

人生で一つだけでいいから希望を見つけて、その希望に真っ直ぐに生きたい。


いつか、私に希望の光が見える日が来ますように。