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やっちまったぁ~人差し指
医者から
「飲んだら痛いよ~。指先にもう1個心臓できるよ」
って訳分からん脅しをされました
そんな訳で抜糸まで強制休肝日中のMr.vinです
お蔭でPC打つのもひと苦労
ついついブログアップも停滞気味です (;´ω`)A
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という訳で帰国してから随分経ってますが、
まだまだフランスブログが片付きません。
さて、今回のフランスの旅でぜひ行きたかった
世界遺産のひとつがモンサンミッシェル。
パリからの距離、およそ350km。
地下鉄とTGV、バスを乗り継いでも行けるのですが、
調べたらホテルから片道4時間半、
つまり往復だけで9時間掛かると判明。
結構大変そうだし、貴重な滞在時間の有効活用と
ハードスケジュール消化のための体力温存も考え、
今回は元ツアコンのお友達に教えてもらった
バスツアーに参加する事にしました。
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今回利用したツアーは、ちょっとお得なオマケ付き。
モンサンミッシェルに向かう前にもう一ヶ所、
ノルマンディー地方の町
オンフルールに立ち寄りました。
このオンフルールは、あのパリを流れるセーヌ川が
イギリス海峡に注ぐ河口のセーヌ湾にある港町。
この美しい港の景色は、印象派の画家たちに筆により
多くの作品に描かれています。
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港から2~3分歩くとそこは港の景色とは一変、
古い趣を残すオンフルール旧市街。
旧市街にはノルマンディーらしい木組みの
古い建物があちこちに残されていて、
石の都であるパリとはまた違った風情を感じられます。
下の写真、右上の駐禁標識が白黒なのは
街の景観を壊さないためでしょうか??
この街の一番の見どころは、
オンフルールの街のシンボルでもあり
フランス最古にして最大の木造教会
サント・カトリーヌ教会
とその向かいにある鐘楼。
あのモネもこの教会を描いています。
聖堂の中に入ってみると、今回の旅で何十ヶ所も訪れた
どの教会とも違う独特の雰囲気。
なんか落ち着くっていうか、
どこか懐かしいっていうか、
日本人にはやっぱり大きな石造りより木造のほうが
遺伝子的に馴染めるのかなぁ
実はこの聖堂、建てたのは
教会造りが本職の職人さんたちじゃないんです。
ヒントはこの天井。
逆さにしたら解るかな???
解りました?
この教会、船大工さんが建てたんだそうです。
この町には元々石造りの教会があったのですが、
イギリスとの百年戦争で破壊されてしまいました。
戦争が終わった後、
周囲の大きな都市の復興が優先されたために
小さなこの町は石材不足で教会が建てられませんでした。
そこで立ち上がったのが、
チーム船大工@オンフルール
オンフルールは港町なので、
腕の良い船大工さんがたくさんいたんでしょうね。
とはいえ、
本職でもないのに初めて挑戦した教会建築で
フランス最大の木造教会を建てたって凄いですよねぇ。
地元を愛する船大工の意地と誇りを感じました。
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フランスに来て豪華絢爛教会ばっかり見て来たので、
人の匂いが感じられるこういう教会もいいなと。
どこか温かみがあって、地元の人達と神様の距離が
近いような気がする教会でした。
このオンフルール、港町ですから海の幸も豊富です。
町で見かけた魚屋さんには新鮮な魚がいっぱい。
美味しそ~
ノルマンディの牡蠣は有名ですね。
オマール海老も美味しそうです~
Kgあたり約5000円。
日本で売ってる半額~3分の1ですね。
この町でお昼ご飯を食べたかったのですが、
なんたってこのツアーのメインはモンサンミッシェル。
団体行動では勝手はできません。
後ろ髪を引かれながらトボトボとバスに戻るMr.vin。
ツアーって時間的にも労力的にも楽な部分もあるし
時には個人で行くより安かったりするけど、
こういう時にチョッと残念なんですよね。
でも仕方ないっ、
気を取り直してメインイベントのモンサンミッシェルへ
向かいましょう
つづく・・・