豫園商場の近くの茶芸店、『春風得意楼』 さんで一服。
明代風の渋い感じの建物です。
店内はシンプルですが、なかなか雰囲気あります。
小姐が手際よくお茶を入れてくれました。
まずは、『安渓鉄観音』。
発酵度軽めできれいな輝く水色です。
白い花のような香りと、飲んだ後にも口の中に甘い香りが
ほんのり香って素敵です。
もうひとつ、『紅烏龍』も注文してみました。
紅茶の葉っぱみたいに結構発酵した色です。
ダージリンティーのような爽やかで甘い香りです。
一緒にお茶した人は、ちょっと苦手だったようですが、
Mr.vin 的にはこういうのもアリです。
ほんのりと酸味があって、後を引きます。
こちらの、無造作に細長い茶葉を3本グラスに放り込んで
お湯を注いだお茶は、同行の中国人の女性が注文した、
『苦丁茶(クゥディエンチャ)』。
“丁”は釘の意味だそうで、細長くねじった茶葉の形が
確かに釘ににてますね。
名前はお茶でも、実際はお茶ではなく、別の植物の葉で
作られる 健康茶。
ちょっと味見をさせてもらったところ、強烈な苦味があって、
後味には甘みも感じます。
頭痛や眼精疲労、解毒作用、消化促進、下痢止めなどに
効くとか、炎症を押さえ、痰、咳止め、気管支炎にも効くそうです。
とはいえ、二煎目で完全に茶葉が開いてくると、死ぬほど苦くなり、
さすがに飲めなかったです(苦がっ!!!)。
縁起物のお菓子 『湯円』です。
の湯円もあります。
湯円を食べたら円満になるそうです。
さっぱりしてて、なかなか美味しかったです。
ごちそうさまでした!