豫園商場の近くの茶芸店、『春風得意楼』 さんで一服。

明代風の渋い感じの建物です。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-0 春風得意楼 Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-1 春風得意楼
店内はシンプルですが、なかなか雰囲気あります。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-3 春風得意楼
小姐が手際よくお茶を入れてくれました。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-4 春風得意楼
まずは、『安渓鉄観音』。

発酵度軽めできれいな輝く水色です。

白い花のような香りと、飲んだ後にも口の中に甘い香りが

ほんのり香って素敵です。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-5 春風得意楼
もうひとつ、『紅烏龍』も注文してみました。

紅茶の葉っぱみたいに結構発酵した色です。

見た感じ、香檳(シャンピン)烏龍茶に似てますね。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-6 春風得意楼

ダージリンティーのような爽やかで甘い香りです。

一緒にお茶した人は、ちょっと苦手だったようですが、

Mr.vin 的にはこういうのもアリです。

ほんのりと酸味があって、後を引きます。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-7 春風得意楼

こちらの、無造作に細長い茶葉を3本グラスに放り込んで

お湯を注いだお茶は、同行の中国人の女性が注文した、

『苦丁茶(クゥディエンチャ)』。

“丁”は釘の意味だそうで、細長くねじった茶葉の形が

確かに釘ににてますね。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-8 春風得意楼
どんどん茶葉が開いていきます。

名前はお茶でも、実際はお茶ではなく、別の植物の葉で

作られる 健康茶。

ちょっと味見をさせてもらったところ、強烈な苦味があって、

後味には甘みも感じます。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-9 春風得意楼
頭痛や眼精疲労、解毒作用、消化促進、下痢止めなどに

効くとか、炎症を押さえ、痰、咳止め、気管支炎にも効くそうです。


とはいえ、二煎目で完全に茶葉が開いてくると、死ぬほど苦くなり、

さすがに飲めなかったです(苦がっ!!!)。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-91 春風得意楼
これは、お正月の最後のビッグイベント 『元宵節』 に食べる

縁起物のお菓子 『湯円』です。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-121-92 春風得意楼
この店の湯円は黒胡麻ですが、ピーナツ餡やくるみ餡

の湯円もあります。


湯円を食べたら円満になるそうです。
さっぱりしてて、なかなか美味しかったです。

ごちそうさまでした!