こちらは、日式(日本式)焼肉店 『火炉妍(ひろけん)』 さん。

日式ですが、台湾人オーナーだそうです。

店内は、台湾人デザイナーさんが考えた日本のイメージの

内装で、壁一面が浮世絵でした。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-0 ひろけん
メニューを見ると、和牛がメインで、表紙には神戸牛のウンチクが

びっしりと書かれています。

(兵庫但馬牛の種牛の事から、ビールを飲ませてマッサージを

してあげるとか)

まずは 『厚切り牛タン』

みごとなサシです、さすが和牛!
Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-1 ひろけん

さっそく焼いていただいてみると、なかなかのもんです。

厚切りの牛タンは贅沢な感じがしますね。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-2 ひろけん

ん???待てよ、日本とアメリカは狂牛病発生国として、

中国政府が牛肉は輸入禁止指定国になってるはず。

もしかして、アンダーグラウンドの運び屋モノ?


日本語堪能な店員さんに聞いてみると、肉は全て中国産で、

大連と青島の牧場から仕入れているとの事。

本当に和牛?って聞いたら、中国の和牛だそうです。


何らかの手段で検疫をくぐって、日本から黒毛和種の種牛

を入れて育ててるんでしょうか?

それとも、ブラックアンガス牛を和牛って言ってるのか?

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メニューに 『牛刺し』 があったので注文してみると・・・、

こんなん来ました。

どう見ても、すき焼き用です(苦笑)。

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素性はどうあれ、堂々と 『和牛』 をウリにしているだけあって、

お肉はなかなかのものでした。


焼肉には赤ワイン!という事で、中国のワインに挑戦。

その名も 『GREAT WALL』 万里の長城。

期待をしてなかったからか?けっこうイケます。

ニューワールド系よりは、ヨーロッパ系の造りかな。

品種はカベルネって書いてあったけど、それっぽい感じの

香りは取れませんでした。

チェリーとか赤い実の香りのライトな味、飲みやすいので

スイスイいけちゃいます。

Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-5 ひろけん
中国では、レシート(領収書)にスクラッチが付いてる

モノが多いですが、これは実は宝くじ。

当たると、10元(約140円)や100元(約1400円)、時には

5万元(約70万円)といった賞金をもらえます。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-6 ひろけん
中国のレストランは、領収書を税務局から買わないと

いけなくて、税務局はその番号で企業の売り上げの

管理をしています。

しかし、お客に領収書を出さないで、売り上げを過小申告

するお店も多く、それを防止するのが、この宝くじ。


お客が領収書を欲しがる

→ 領収書を出さざるを得ない

→ 売り上げをごまかせない。

さすが中国政府。
Mr.vinの食べ過ぎ日記-107-7 ひろけん
さっそくスクラッチを削ってみると・・・。

『ありがとうございました』 って出てきました。

残念、ハズレでした。