こちらは、日式(日本式)焼肉店 『火炉妍(ひろけん)』 さん。
日式ですが、台湾人オーナーだそうです。
店内は、台湾人デザイナーさんが考えた日本のイメージの
内装で、壁一面が浮世絵でした。
メニューを見ると、和牛がメインで、表紙には神戸牛のウンチクが
びっしりと書かれています。
(兵庫但馬牛の種牛の事から、ビールを飲ませてマッサージを
してあげるとか)
まずは 『厚切り牛タン』
さっそく焼いていただいてみると、なかなかのもんです。
厚切りの牛タンは贅沢な感じがしますね。
ん???待てよ、日本とアメリカは狂牛病発生国として、
中国政府が牛肉は輸入禁止指定国になってるはず。
もしかして、アンダーグラウンドの運び屋モノ?
日本語堪能な店員さんに聞いてみると、肉は全て中国産で、
大連と青島の牧場から仕入れているとの事。
本当に和牛?って聞いたら、中国の和牛だそうです。
何らかの手段で検疫をくぐって、日本から黒毛和種の種牛
を入れて育ててるんでしょうか?
それとも、ブラックアンガス牛を和牛って言ってるのか?
メニューに 『牛刺し』 があったので注文してみると・・・、
こんなん来ました。
どう見ても、すき焼き用です(苦笑)。
素性はどうあれ、堂々と 『和牛』 をウリにしているだけあって、
お肉はなかなかのものでした。
焼肉には赤ワイン!という事で、中国のワインに挑戦。
その名も 『GREAT WALL』 万里の長城。
期待をしてなかったからか?けっこうイケます。
ニューワールド系よりは、ヨーロッパ系の造りかな。
品種はカベルネって書いてあったけど、それっぽい感じの
香りは取れませんでした。
チェリーとか赤い実の香りのライトな味、飲みやすいので
スイスイいけちゃいます。
モノが多いですが、これは実は宝くじ。
当たると、10元(約140円)や100元(約1400円)、時には
5万元(約70万円)といった賞金をもらえます。
中国のレストランは、領収書を税務局から買わないと
いけなくて、税務局はその番号で企業の売り上げの
管理をしています。
しかし、お客に領収書を出さないで、売り上げを過小申告
するお店も多く、それを防止するのが、この宝くじ。
お客が領収書を欲しがる
→ 領収書を出さざるを得ない
→ 売り上げをごまかせない。
『ありがとうございました』 って出てきました。
残念、ハズレでした。